「ものを大切に使い続ける」
使い捨てが当たり前になった昨今、見直されるべきは、「ものを大切に使い続ける」という価値観ではないか、と思います。
もちろん、経済の観点からは消費は決して悪いものではないのかもしれません。
しかし、限られた資源の中で、人々が不自由なく暮らして行くためには、ただの物質的なものに、支配、左右され続けることが正しいとは僕は思いません。
精神性と言えば良いでしょうか。それとも日本人的に言えば、「心」でしょうか。そういったものに響くものや、それが優先されることこそ、僕は重要だと思っています。
その中で、やはり「ものを大切に使い続ける」、という価値観は、その根幹にあるのではないでしょうか。
当然、それには心が豊かになるだけの基礎的な要素が、その物自体になければならないと思います。
それは作り手の想いであるとか、友人や、先祖から継承されたものであるとか、様々な要素があるとは思いますが、それらを内包したものは、ただの物質ではなくなると思うのです。
先日、日常の中で使っていた村上祐仁さんの器と宮崎和佳子さんの急須を割ってしまいました。普通であればもう、それは処分の対象かもしれません。
ただ、心のどこかで、このまま処分してしまうことへの抵抗や、作り手への感謝もあり、なんとか直せないかと、金継ぎすることにしました。
初めての試みですので、決して上手に金継ぎすることはできませんが、それでも出来上がった器には、今まで以上に愛着が湧いた気がしたのです。
これこそ、ものがただの物質ではなく、「心」が加わったからこそだと思うのです。
壊れたら捨てる、古くなったから捨てるではなく、壊れても直したくなる、古くなっても愛着が沸き、使い続けたくなる、最後は、そういった【もの】に囲まれて暮らしていきたいですね。
もの大事に長く使い続けたい?!と思った方は、
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