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design papaカーツの暮らしのいろは |

「ものを大切に使い続ける」





使い捨てが当たり前になった昨今、見直されるべきは、「ものを大切に使い続ける」という価値観ではないか、と思います。



もちろん、経済の観点からは消費は決して悪いものではないのかもしれません。



しかし、限られた資源の中で、人々が不自由なく暮らして行くためには、ただの物質的なものに、支配、左右され続けることが正しいとは僕は思いません。


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精神性と言えば良いでしょうか。それとも日本人的に言えば、「心」でしょうか。そういったものに響くものや、それが優先されることこそ、僕は重要だと思っています。



その中で、やはり「ものを大切に使い続ける」、という価値観は、その根幹にあるのではないでしょうか。




当然、それには心が豊かになるだけの基礎的な要素が、その物自体になければならないと思います。



それは作り手の想いであるとか、友人や、先祖から継承されたものであるとか、様々な要素があるとは思いますが、それらを内包したものは、ただの物質ではなくなると思うのです。



先日、日常の中で使っていた村上祐仁さんの器と宮崎和佳子さんの急須を割ってしまいました。普通であればもう、それは処分の対象かもしれません。


ただ、心のどこかで、このまま処分してしまうことへの抵抗や、作り手への感謝もあり、なんとか直せないかと、金継ぎすることにしました。


初めての試みですので、決して上手に金継ぎすることはできませんが、それでも出来上がった器には、今まで以上に愛着が湧いた気がしたのです。



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これこそ、ものがただの物質ではなく、「心」が加わったからこそだと思うのです。



壊れたら捨てる、古くなったから捨てるではなく、壊れても直したくなる、古くなっても愛着が沸き、使い続けたくなる、最後は、そういった【もの】に囲まれて暮らしていきたいですね。




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「本物を選ぶ」






僕は、自分の身の回りに置く物を選ぶ上で、これは【本物】である可能性が高いかどうかを、まずは考えてから購入します。


しかし、その【本物】ってそもそも何なのでしょうか?おそらく、ほとんどの日本人がその答えに窮する気がします。



そこで、僕なりに考える【本物】の基準を挙げてみたいと思います。


1、歴史が証明している

2、作り手の想いが伝わる

3、文脈を感じる

4、必然性のある素材を使っている

5、余白がある


僕は大きく分けて、この5つを総合的にみます。


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この辺りは過去のブログでも書いてきているので、細かくは説明しませんが、【歴史の証明】は、哲学者であるショーペン・ハウエルが言ったように「長い歴史に傷つけられぬ強靱性を持っている」故に、本物である可能性が極めて高い、と思いますし、


【使い手の想い】は、そのディティールなり、ストラクチャーの美に現れますし、文脈はその物に思想を与えます。



素材も、「なぜそれを選んだのか」というのは、作り手が突き詰めれば詰めるほどに、必然性(単なる合理性ではない)をもたらすものだと僕は思っています。



そして、最後の【余白】は、人間という不完全な生き物の営みの中で使われるものには、必ず余白が必要である、という僕の持論からくるものですが、古くは侘び寂びなど、「不完全な美」を愛でる(許容する)日本人の【コモンセンス(共有した感覚)】や【慣習】、そしてDNAに組み込まれているようにすら感じます。



こういったものを精査し、また時には直感的に、僕は物を選んでいます。



特に投資系(お金の価値だけでなく、使い手の成長や、精神性も含め)であればあるほど、精選します。



もちろん消費物であっても、その人間に与える【個々の精神性】が高くなれば、妥協する必要はないと思いますし、逆に、そこに何も感じなければ、そこは割り切っても良いと思いますが。。。※時間も労力もお金も限りがあるんでネ!



ただ、どんなもの選びであっても、「基準」は必要だと思いますし、その基準が明確であり、本質的であればあるほど、高い精神性と繋がって行くのだと僕は思っています。




そう考えると、物を単なる消費物(唯物)ではなく、精神性(唯心)へと昇華させることが出来るものが、やはり「本物」ということではないでしょうかね?



これは、それを受けとる人間側にも試されてはいますが、、、ww



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「ハラコ×ALVAR・AALTO DESIGN」




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北欧家具とハラコ(ハラコとは腹の子という子牛を意味してるので、厳密にはCow Leatherですが)という組み合わせは、意外とありそうで無かったものだと思います。



むしろハラコは、アメリカ系のミッドセンチュリー家具やコルビジェなどのイタリアンデザインに組み合わせているイメージが強いのではないでしょうか?




ですので、純粋な北欧家具好きの方からしてみれば、邪道?という風に思われるかもしれません。




しかし、今回はあえてそんなハラコを組み合わせる事で、北欧家具や、Alvar・Aaltoのデザインの可能性を広げられるのではないか、という試みで、まずは、ArmChair402(40'S-50'S),chair60,chair60 sandwich(30'S)に使用してみました。


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個人的には、特に402がラグジュアリー感も出て、とてもよく似合っていると思いますし、三毛を使ったことで、表情も豊かになった気がします。




今回は、実験的でしたが、一つの方向性として、【Aalto Design】×【ハラコ】という組み合わせも選択肢として示せたのではないか、と思います。




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便利を優先して、 感動を置き忘れてはいないか?




「確かに便利な世の中になっているようだ。音楽も持ち歩ける時代だ。しかし、便利を優先して、感動を置き忘れてはいないか?」


これは今年映画化された岩手県一関市にあるジャズ喫茶「ベイシー」のマスターである菅原さんの台詞です。



この話は、音楽だけに限った事ではなく、日常生活全てにおいて、僕は「便利」の代償として、「感動」を置き去りにしてきたのが、戦後であったような気がしています。



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確かに、戦後、全てが破壊され、物が無くなった時代の中では、「便利なもの」=「裕福」という国民意識が強まったことは、避けられなかったのでしょう。




しかし、一方で菅原さんが危惧するように、それによって「感動」という人生にとって大事なものを置き去りにしてきたのではないでしょうか?




家具、インテリアの世界でも同じで、洗濯機、テレビ、冷蔵庫など、生活を便利にする物ばかりに着目され、心を豊かにするデザインやアートなどは、二の次に三の次にされてしまったと思います。



また、戦後教育もアメリカ型の「合理主義」と「唯物論」に偏り、本来、日本人が大事にしてきた「心」という唯心的なものが薄れてしまった気がします。



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元来、「物」とは、ただ「持つ」ためではなく、それを持つ事で得られる「感動」こそ本質だと思うのですが、残念ながら、それは戦後75年経った今でも、劣化の一途をたどっているように感じます。



戦後とは違い、これだけ物が溢れている時代こそ、ただ便利というだけで物を追うことは止め、たとえ不便であっても、「感動」を与えてくれるものに触れて行くべきだと思いますし、今後、子供たちには、そういった選択ができるような国になってもらいたいと僕は願っています。





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「フォクトレンダー40mmF1.4SC」






今日は久々にレンズの紹介です。


僕の場合、持ち運びのこともあり、軽いカメラが好きなので、ミラーレス一眼派なのですが、ミラーレスの大きな利点は軽さだけではなく、フランジバックの短さにあると思います。


フランジバックが短いことで、ほぼどんなレンズでも、マウントアダプターを介せば装着できてしまう、という機能性は、オールドレンズ好きの僕には魅力的。



そんなわけでライカのL&MマウントからコンタックスのCYマウントであったり、その時々の気分によって、レンズを代えて愉しんでいるわけです。



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そして今回購入したレンズ、コシナのフォクトレンダー40mmF1.4SC(シングルコート)もライカMマウント。



現代にあって、あえてオールド感を出すためにシングルコートを採用したり、ボディーもレトロな仕上げで、当然?マニュアルフォーカスと、



まさにオールドレンズを新品で蘇らせたような変わり種レンズなわけですが、実際に撮ってみると、開放ではソフトフォーカス、絞ればツァイスのようなカチット感と、結構振り幅の広いレンズ。



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またレンズ自体が出す色味は、やや青味が強い印象。(この辺りはホワイトバランスでどうにでもなりますが)ですが、シングルコートだけにフレアは普通に食う感じ。




40mmという画角も、最初は戸惑うかと思ったのですが、それほど違和感なく使えています。


いきなりオールドレンズにチャレンジするのは、ちょっと怖い。。。という方にはオススメのレンズだと思いますが、クセ玉好きな僕としては少し物足りないかな、、、



ただバランスと振り幅があるので、いろんな場面で使えて重宝しそうです。




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Category : 仕事道具
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