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フィンランドでは九歳から義務教育で建築、デザイン、アートを学ぶ



驚くなかれ、日本の義務教育ではセンスを磨くプログラムは皆無と前回のコラムで話しましたが、なんとフィンランドでは九歳から義務教育で建築、デザイン、アートを学んでいるのです。


ちなみに近年この国の学力が低下したといったニュースをよく耳にしますが、フィンランドの学力は常に世界トップレベル。多くの有能なデザイナーや建築家なども輩出しています。


ではなぜフィンランドでは、そのような幼いときから建築を学ぶのでしょうか。実は、非常に理にかなっている理由があるのです。



一般的に、生涯で一番お金を使うものはなんでしょうか。よほどの金持ちではない限り、ほとんどの人が賃貸、持ち家問わず、住居に一番お金を使っているはずです。




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photo by taro yamaguchi


フィンランドは資源、人口が乏しく、元々決して裕福な国ではありませんでした。ですから、いかに効率よくお金を使うかを様々な分野で考えてきたのです。



その一環が義務教育の中での建築教育であり、生涯で一番お金を使う分野にはしっかりとした知識をと考えたのでしょう。



また、衣食住という人が生活する上で欠かせないものに対しての教育は、その個人や国家観、文化、センス、そういったものにも大きく影響を及ぼします。



それらに対して、しっかりとした教育が根底でなされているフィンランドは、結果、決して裕福とは言えない経済状況下でも、町並みは整然とし、美しく、またどの家にも代々受け継がれてきた美しい家具や名作家具が、当たり前のように使われてきたのです。



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photo by taro yamaguchi


それに比べ、日本はどうでしょうか? 子供が産まれ、アパートの部屋が手詰まになり、さあ家を購入しようと本屋に赴き、インテリア雑誌や建築雑誌を漁り、にわか知識で一年後にはあら家が建ってしまうという人たちが余りも多いこと。


それでは当然、良い家が建つわけもなく、「家は三回建て替えないと気に入った家は出来ない」などと開き直っている人まで出てくる始末。



これではいくらお金があっても足りません(足りればそれでも良いかもしれませんが・・・・・・いやいや、良くない良くない!)



さらにフィンランドと日本の大きな違いは、デザインに対する意識の違いです。日本人は素材にはお金を払っても、デザインにお金を払うという習慣があまりありません(そういった教育がされていないので当たり前ですが)





ですから、物を選ぶ時には、良い素材かどうかの判断はしても、良いデザインかどうかは二の次なのです。



この国で建築家に家の設計を依頼する人が少ないのも、やはりデザイン料を支払うのは無駄だと思っている人が多いからではないでしょうか。



このように、デザインにお金を払うという習慣の無い日本に対し、フィンランドではデザインは非常に価値のあるものであり、そこでは決して妥協などはしません。



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photo by taro yamaguchi



また、そういった良いデザインには敬意を払い、値切り交渉などもしないのです。これもフィンランドが幼い頃からそういった教育を長年に渡って行ってきた成果なのでしょう。




補足ですが、友人の北欧家具バイヤーに聞いたところによると、フィンランドへ行くと、フリーマーケットで、多くの名作家具や食器などが当たり前のように売られているというのです(まあ、それだけ良いものを使うという文化が、国民すべてに浸透しているということなのでしょう)



日本はと言えば、失礼かもしれませんが、正直ガラクタ市場になってはいないでしょうか。



当然、名作家具が路上に並ぶなどといった光景を見たこともありません。



いつの日か、日本も意識が変わり、フリーマーケットにも、そのような家具が並ぶ日が来ることを願うばかりです。




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