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イルマリ・タピオヴァーラのピルッカチェア(85)


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北欧系で一番可愛い椅子は? と聞かれたら、きっと僕はイルマリ・タピオヴァーラのピルッカチェアと答えるかもしれない。



華奢で可愛らしいフォルムは、1950〜60年代のフィンランドの狭小住宅事情に配慮した結果に誕生したデザインだ。



同じように日本も高度経済成長期へと突入し、核家族用のアメリカ型LDK住宅が大量に建設されたわけだが、当時の日本にはこういったデザインは一切誕生しなかった。




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しかしなぜフィンランドでは出来て、日本では出来なかったのか?




それはきっとデザインや美意識に対する文化、伝統の差なのだろう。




何事もそうなのだけど、センスや文化が、一晩で身に付くはずもなく、長い間、世代を超えて構築しなければならない。




こういうデザインが、フィンランドには既に60年も前にあったというのは、それ以前から人々が意識し、伝統、文化を守り続けてきた結果でもあるわけだ。




何でも欧米を見習えばいいとは、まったく思わないけれど、文化や伝統を大事にする意識や姿勢は、僕らも見習った方がいいと思う。


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やや話は逸れてしまったけど、このピルッカチェアには、一切、ネジや釘が使われていない。完全なはめ込みだけで作られた椅子なのだ。それ故に、長年使っていても、劣化は少ない。



これもまた、フィンランド人が、長く椅子を使い続けたいという現れであり、イルマリ・タピオヴァーラも、そこを意識してデザインしていたことが良くわかる。



写真のピルッカチェアも製造から50数年は経っている。



さすがに、これだけ古い物になれば、ゆるみやヒビも出てくるのだけど、そういうのを直しながら使って行くというのは、案外愉しいものなのだ。




近年ではなかなか状態の良いものが安価で手に入りづらくはなったけれど、特に若い人たち、子供たちには、こういう椅子にぜひ触れてみてほしいと思う。




きっと本物に触れる以上の情操教育はないと思うから。





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Category : 家具
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