ジョージ・ネルソンのタービンクロック(80)
掛け時計と言って僕が真っ先にイメージするのは、ボールクロックに代表される時計で有名なジョージ・ネルソンだ。
幾何学的なフォルムにレトロな雰囲気、それでいて古くささを感じないデザインは、時代を超えて愛されていると思う。
お店でも、そんなジョージ・ネルソンの復刻版タービンクロックをかれこれ8年ほど使っている。
ヴィンテージ品が真鍮製なだけに、真鍮メッキの復刻版ではやや物足りない感じも否めないが、それでも高級感であったり、重厚感は十分だ。
特に、タービンと言うよりも、太陽のようなフォルムは、岡本太郎を彷彿とさせ、芸術性も感じさせてくれる。
いつも個性的な物に惹かれる僕としては、これ以上ないアイテムだ。
ただ、お客さんにはよく「何時かわからない」と言われてしまう。まあ、慣れもあるのかもしれないが、見づらいのは確かだ。
ただ、その見づらさが、かえって僕には向いている。僕は普段から腕時計を一切付けないし、携帯電話も見ないからだ(持ち歩く事もほとんどない)
さらに家の掛け時計も、一つたりとも正確な時刻を示しているものはない。
自称「カーツ時間」と呼んでいるのだが、寝室の時計は約1時間43分進み、リビングの時計は約46分進んでいる。
なぜこんなに進んでいるのか?という説明は長くなるので止めておくが、要は時間は「使われるものではなく、使うものだ」という意識が強いことからこういったことをしているわけだ。
もちろん、お店の時計の時間を変えるわけにはいかないのだけど、ディズニーランドに時計がほぼ設置されていないように、少なくともこうした時間の「わかりづらさ」があっても良いのではないか、と僕は考えている。
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