ジョージ・コックスのラバーソール(72)
以前の記事にも書いたのだが、僕の足のサイズは22.5cmしかない。
当然、昔からバランスも含めて、合う靴がほとんどなかったのだが、そんなある日、ふと街でパンクバンドマンが、ぶかぶかなラバーソールを引きずるように履いているのを見かけたのだ。
これで良いのか?と当初は思ったのだけど、嘘か本当か、ピストルズに代表されるミュージシャン達がそうやってラバーソールを履いていたらしい。
まあ、いわゆるパンクスタイルという奴なのだが、その起源は、農業用の厚底作業靴だったものを、自分流にアレンジした物だという。
何だか面白いいきさつだが、そんな僕も当時はパンク大好き青年。
しかも、これなら少しくらい引きずって歩いても、そう簡単にはソールが無くならない。しかもちょっと身長コンプレックスがある僕には丁度いい厚底(ある意味シークレットブーツ?)
これだ!と思い、初めて買ったのが、Sexy Dynamaite Londonのラバーソール。
ジョージコックスのラバーソールよりもややワイドがあり、皮も柔らかめということで、それをずっと愛用していた。
しかし、突然の廃業で、僕の Sexy Dynamaite Londonのラバーソール時代も終わりを告げてしまった。
そして本家本元、ジョージコックスのラバーソールへと切り替えたのだが、やはり皮が硬く、またワイドが狭いために痛い。
そのため、少し使用感のあるものをオークションで買い、最近はそれにすっかり落ち着いた。
もう、トータルで14年近く履いているが、なぜか全く飽きがこない。
ジーパンをずっと履いても飽きないのと同じ理屈で、きっとそこには普遍的な価値があるのだと思う。
さすがに靴は家具とは違い、子供には残せないけれど、それでも「変えない美学」みたいなものを子供たちに伝えられたらと思う。
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