silit社のケトル(55)
ケトルやポットというと、北欧系だとアンティ・ヌルメスニエミのものや、日本だと野田琺瑯や柳宗理のものを想像する人もいるだろうし、そもそもケトルやポットに関心の無い人も多くいるだろう。
しかし、鍋やフライパン同様に、意外と使用頻度が高いのがケトル。
当然、使用頻度が高く、長く使うものであれば、良いものを選びたい、と思うのが僕の性。
それもベタなものは選びたくないという歪んだ性格だから厄介。
そこで大好きな合羽橋道具街に行って、選んだのがこのドイツのメーカーsilit社のケトル。
まんまるで肥えた鶏のような、なんとも愛らしい形状はもちろんのこと、ステンレスの質感、ロゴ、実用性共に申し分無いデザインだ。
ただ素材感としては、温かみに欠けるというのが難点だろうか。
さらに、アンティ・ヌルメスニエミや野田琺瑯のポットのように、素朴感はなく、むしろポストモダンのような斬新なデザインなだけに、周囲のキッチン道具と合わせるのも難しかったりする。
それでも個性はぴか一。そんな冷たい素材感とは対照的な愛くるしい形状が、それらを相殺しているようにも思えるし、何より高級感が抜群だ。
もちろん、全てを北欧に統一するキッチンも良いのだけど、こうして、自分だけの感性で選んだものが並ぶキッチンも、デザインパパ、カーツ流のインテリアだと思ってる。
以前にも書いたのだが、良いものに時代も国境もない、というのが僕の持論。
今後も、家具のような大物とは違って、キッチン用品はまだまだ煮詰めれそうなので愉しみだ。
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