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ロバート・メープルソープの写真集(50)


写真とは芸術なのか美術なのか、はたまたそれ以外の物なのか。


このロバート・メープルソープの写真集を、日本の出版社であるアップリンクが出版しようとしたとき、まさにそんな論争が沸き起こった。


DSC07010.jpg



その一番の争点は、この写真が、わいせつ物か芸術なのか、という点だった。



それは裁判にまで発展し、アップリンクの大変な努力の甲斐もあって、メープルソープの写真は芸術として認められ、出版できる運びとなった。



以前、日本人はデザインにお金を払う習慣がない、と書いたが、芸術に関しても同様に、それを理解しない(もしくは理解しようとしない)日本人が非常に多いように思えてならない。



でなければ、この写真集をわいせつ物として捉える事などありえないからだ。


DSC07011.jpg




実際にこの写真集を見て頂ければ、その芸術性の素晴らしさがすぐにわかると思う。




特に、華や人物の描写は息を呑むほど繊細かつ緻密で、美しさを極めた世界観で溢れている。



これをわいせつ物と判断した当局のセンスの無さに、正直辟易してしまうが、メープルソープのベスト盤とも言えるこの写真集が、日本で手に入ることになったことは本当に喜ばしいことだった。


当然、僕も出版されると同時に予約して買った。特典として、ミニポスターも付いていて、それを僕は額にいれ、今は店に飾っている。


DSC07012.jpg





そこにメープルソープの写真が存在するだけで、湧き出るような美しさで周囲を覆うのは、彼がゲイであったことや、美に対する異常なほどの執着が根源にあったからなのだろうか。


それとも他に、彼にしか見えない世界観があったからなのだろうか。


どちらにせよ、こんな写真を撮れる写真家は後にも先にも彼しかいないのではないか、と僕は思う。



それは写真を超えた芸術の世界に他ならないのだが、人間はそういった「美しさ」を愉しめる能力が備わっているが故に、人間らしく、


またそれを感じられる事こそ人間として生きられる良さではないのか、彼の作品を鑑賞しながら、ふとそんなことが脳裏をよぎったのだった。



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Category : 書籍
Posted by デザインパパ カーツ on  | 0 comments  0 trackback

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