フィリップ・スタルクのTICTAC(49)
以前紹介したことのあるジョージ・ネルソンのスタークロックと共に、我が家の寝室にはもう一つ掛け時計がある。
なぜ寝室に二つも時計があるのか?という問いは、以前の記事を読んで頂ければ頷けるとは思うが、簡単に説明すると、気まぐれなジョージ、いや、いつまた狂うかわからないジョージ・ネルソンの時計だけでは不安なのである。
そんなこともあり、もう一つ、安心して使える掛け時計はないか、そう思い、探すことになったのは2年前。
とは言っても、また同じジョージ・ネルソンの時計ではくどいし、かといって我が家の寝室を染めるアナ・スイと同じ紫の壁に合うとなると、なかなか難しい。
さらに値段的にもリーズナブルで、尚かつデザイン性に優れ、狂いの少ないものとなると、尚更だ。
そんなとき、表参道のカルテルショップで見つけたのが、現代デザイナー、フィリップ・スタルクがデザインした、この「tictac」
ネームングがチクタクとまるで「大きなのっぽの古時計」のようで愛らしい。
また、暗い寝室でも見やすいオレンジの針に、シンプルなデザイン。素材もアクリルながら高級感もある。
そして何より値段がリーズナブル!まさにこれだと直感的に思い、スタッフに強制的に要求。
そう、これまた以前の記事で書いたのだが、我が店は、毎年誕生日にはスタッフ同士がプレゼントを交換し合う恒例の行事があるのだ。
ただ、スタッフにリーズナブルと言っても、それなりの高額なものを要求するのは、一応、しがないオーナー業を営むワタクシとしては若干、心が痛む。(というか、いつもワタクシは倍返しですが・・・・・・)
ということで、スタッフ全員からということで、これをプレゼントしてもらう事にしたのだ。
この「tictac」置き時計にもなるようだが、我が家では普通に壁にかけてある。さすが現代デザインだけあって、狂いもない。
ジョージ・ネルソンの時計のように、デザイン重視で実用性に不安のあるものの方が愛着は沸くのだけど、生活をしていく上で最低限の実用性は担保したかった僕としては、この時計にずいぶん助けられているなぁと思う。
車の世界で喩えるなら、ジョージ・ネルソンの時計とこのスタルクの「tictac」は、セカンドカーとファーストカーのような関係だ。
まあ、昔ならセカンドカーだけで暮らせたのだが、これも年齢と共に落ち着いてしまったということなのだろうか(いやいや、まだまだ攻めマスよ〜)
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