R&CイームズのLCW(45)
僕は基本、家具はヴィンテージを好んで使うことが多い。
しかし、ヴィンテージ物で空間全てを賄えるか、と言えば難しいのもまた事実。
経年の劣化による強度不足であったり、また希少な材料などが使用されていて、日常の中でガツガツ使えない物もあったりするからだ。
それだけに僕は、空間の中で、ヴィンテージと現行品(新品)を使い分けることにしている。
このR&CイームズのLCWもまた、ヴィンテージではなく現行品。
ただ、当初はこの椅子もまた、僕はヴィンテージにこだわっていた。質感、フォルム共に、現行品には出し得ない品や雰囲気があったからだ。
しかし、リビングのほぼ中央に設置し、使用頻度も高い事が予測されただけに、悩んだ結果、現行品を選ぶ事になった。
この現行品、座面や背面のプライウッドの厚みがヴィンテージよりも厚く、またゴムマウントも新品だから、子供や友人たちが気兼ねなく座る事ができるし、何より僕自身が横でヒヤヒヤせずに済む。
もう使用し始めてから10年近く経つが、未だに強度の心配は微塵もない。むしろ、チェリー材が適度に日焼けし、ヴィンテージには劣るものの、少しは雰囲気も出始めた。
いい感じに育ったヴィンテージの魅力はとても素晴らしいけれども、こうして新品から自分たちの手で育てていくというのも、良い家具の醍醐味なのかもしれない。
そう僕に思わせてくれたこのLCW。さて今後はどうまた育っていくのか愉しみだ。
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