父たちよ家へ帰れ
「父たちよ家へ帰れ」とは、僕が敬愛する、建築家、故宮脇壇(みやわきまゆみ)先生の有名な著書のタイトル。
まあ、細かな内容は割愛させて頂くとして、まあ、男性が家やインテリアに無関心で、全て嫁さんに丸投げする現状を嘆いているものなのですが、
宮脇先生亡き後、世の中も変わりつつあり、男性でも建築、インテリアに積極的な方も増えつつある今日この頃。
それでもまだ「家は女性のもの」というある意味、根源的な部分の変化は乏しく、ほとんどの家、もしくは家造りにおいて、女性主導であることは否めません。
もちろん、この状況を全面否定する気はないのですが、やはりそういった家を目の当たりにすると、バランスが悪いな、と思ってしまうのも事実。
それは男女の差とでも言いましょうか、中島みゆき的解釈をすれば「縦の糸と横の糸」という根本の違いとでも言いましょうか、
そのバランスを欠いた建築、インテリアは、場当たり的と言うか、目先だけの安価なものや、流行に左右されすぎているもの、統一感、様々な点において、微妙だな、と思ってしまうのです。
そもそも男女では、脳の造りが違います。女性は「現実と感性」、男性は「理想と知性」
というと大雑把でしょうが、メトニミーとメタファーの違いが男女にはあるのは事実でしょう。
その違いを上手く融合させてこそ、良い建築、良いインテリアを作ることができるのではないか、と常々思うわけです。
まあ、「織りなす布は誰かを温めうる」というわけです。
さて、そのバランスはすなわち夫婦のバランス(平衡感覚)とも言い換えられます。
家事、育児、仕事、それらを男女で分担することはもちろん夫婦のバランスにおいて重要ではあるのですか、それらのベースになる建築、インテリアこそ、「夫婦融合」するべきではないか、と思うわけです。
そのためには、まず、男(父)が、仕事にかまけずに、建築、インテリアにも少し目を向けましょうね!という話。
奥様がスッピン、ジャージ姿でお迎えしてくる現実はさておき、仕事で疲れて帰った家が心地よく、美しく、優雅だったら最高でしょ?笑
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