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design papaカーツの暮らしのいろは |

フランク・O・ゲーリーのウィーグルサイドチェア(35)


日本人は素材にお金を払っても、とかくデザインにお金を払うと言う感覚が薄い(欠如)ように思える。


しかし欧米では、デザインへの評価は非常に高く、素材云々だけで価値が決まるということはありえない。


この現代建築家の巨匠フランク・O・ゲーリーの作品、ウィーグルサイドチェアは、まさにそれを象徴するものではないだろうか。


DSC06079.jpg


何を隠そうこの椅子、素材はスーパーで「どうぞご自由にお持ちください」という、日本人が普段は、ただで貰ってくるダンボールでできているのだ。


そのダンボール製の椅子が、大型液晶テレビを買えてしまうほどの値段なわけだから、デザインにお金を払うという感覚のない人たちにとってみれば驚きでしかないだろう。

(実際に友人やお客さんから意味が分からない!と何度も言われている)



しかしながら、その強度や生分解性(自然への配慮)質感、作業工程、造形など様々な箇所が良く練られ、非常にデザインとしての完成度が高い。


おそらく、そこまでの域に到達するまでに、相当な試行錯誤と労力、お金が費やされたということは容易に想像がつくわけだ。



また、そういったことを除外視したとしても、多くの椅子がこの世に生まれては消える中で、これだけの普遍的作品を生み出せたというだけで、とてつもない価値が存在すると僕は思う。



そういったデザイナーへの配慮や敬意を無視し、「ダンボールなのに高い!」などというのは、デザインの良さがわかるわからない以前の、根本的欠落があるように思えてしまう。



それは世界一高いレベルの日本の建築家が、日本ではあまり評価されていないということに共通している問題なのだが、



さて、皆様にそれをどうわかって頂ける努力をするか、と考えると、まあ、困難極まりないと諦念さえ覚えてしまう。





ただ、とりあえず、高いものには訳がある。値段は素材だけじゃない、手間だけじゃないということを、物を買う前に少しだけ頭の片隅においてもらいたいとは思う。




まあ、どちらにせよ、このダンボールの椅子が重宝する季節になってきたな、と思う今日この頃。









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Category : 家具
Posted by デザインパパ カーツ on  | 0 comments  0 trackback

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