歴史からルーツを知る
インテリアにおいても、また建築においても、ルーツを知ることはとても大切な気がしています。
どのような過程を経て、また歴史を経て、そこにたどり着いたのか、そこを理解することで、よりそれらを深く考察することが可能ですし、創造していく上でも、それらの情報や記録、記憶、というものは極めて重要ではないか、と思います。
例えば、ミッドセンチュリー期の名作、パントンチェアは、リートフェルトのジグザグチェアからインスパイアされたものですし、フィンランドの巨匠、リサ・ヨハンソンの照明は、パーヴォ・ティネルからインスパイアされたものが多くあります。
そういった観点から、それぞれの過程を、長い歴史の、継承の中で大局的に捉えることで、見えてくる世界がまるで変わると思うのです。
またその系譜や歴史から抽出した情報がより細かく、多岐に渡れば渡るほど、それらから生まれる創造は、深さを増します。
しかし同時に、それらは簡単なことではありません。
その創造の過程において、歴史から抽出した様々な情報を【統合する能力】が必要となるからです。
仮に、多くの情報を集められたとしても、それが出来なければ具現化することは不可能ですから。
また、それらの情報が多岐に渡れば渡るほど、統合することは困難となることは言うまでもありません。
それほど、【統合する能力】というのは知的レベルにおいても、感性レベルにおいても、高度な次元を要求されるでしょう。
しかしながら、まずは、そういった観点に立って、物事をみることができるだけでも、十分、世界観は変わるのではないでしょうか。
歴史は大事?!と思った方は、
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