イルマリ・タピオヴァーラのファネットスツール(33)
小さい子供がいると、どうしてもある問題が生じる。
それは水回りの高さに、子供たちが届かないという問題だ。
それを解決するには、やはり踏み台にようなものが必要になる。
我が家では、安定感、美しさを考え、イルマリ・タピオヴァーラのファネットスツールにしている。
ちなみに、このファネットスツール、実はインテリア好きの間でも、あまり知られてはいないレア物だ。
ファネットシリーズはベンチや椅子、テーブルはそれなりに有名なのだが、スツールとなると当時は極端に製造数が少なく、市場に出回らなかったのだ。
きっと、そんな珍しいものを子供に使わせるの?壊されたらどうするの?とか思われる方もいるかもしれない。
しかし、そういう物だからこそ、僕は子供たちに使ってもらいたいと思う。
それは逆転の考え方で、壊すから安いものを使わせるではなく、
良い物だからこそ壊さないように大事に使う、というのを教えることが出来るからだ。
また子供たちが日々、目にしているものが一流で、美しければ、当然、センスも磨かれる。
日本のアイドル歌手の音楽を毎日聴いている子供と、ルイ・アームストロングなどの巨匠のジャズを毎日聴いている子供では、その音楽的センスに将来、歴然たる差が出るのと同じ原理だ。
言い換えると、良いものを使わせると言うのは、これ以上無い情操教育というわけだ。
そして今日もまた、我が家の子供たちは当たり前のようにこのスツールに乗って、歯を磨き、顔を洗い、水を飲んでいる。
僕としては、これがスタートラインである子供たちが、ちょっと羨ましかったりするのだが、、、
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