アートピース
モダンデザインという本来であれば、デザインされたプロダクトである物が、時として、アートに変貌する、というのを稀に目にすることがあります。
では、なぜそのようなことが起きるのでしょうか?
その一つの答えとして、僕は【歴史と使い手が埋める余白】にあると思っています。
そもそも人間そのものが不完全な生き物です。
その不完全さを自覚し、その不完全さを埋める作業が人生の一つであるとすれば、デザインもまたしかりで、
デザイナーが、不完全であることを認め、あえての余白(不完全)をデザインに与えることによって、その余白を歴史と使い手が埋める余地が生じ、
それらが熟成したとき、本来のデザインを超え、アートへと昇華していくのではないかと思う訳です。
逆に、歴史を背負えないものや、完璧に近づきすぎたもの、というのは、歴史や使い手が入り込む余地がなくなります。
そうしたものは、ただ消費されていくものか、もしくは最高峰のデザインとしての評価はされても、それがアート作品として評価されることはほぼ無いのではないかと思います。
もちろん、それらをデザイナーや使い手が求めているか否か、というのもありますし、そもそもアートは個人の価値観に左右されがちというのも理解していますが、それでも個人的には、やはりデザインとアートに明確な差異がなくなったもの(瞬間)に、魅力を感じてしまうのです。
デザインがアートに?!と思った方は、
ブログランキングに参加していますので、よろしければ、
ぽちっと下のバナー↓↓↓(北欧モダン)を押して下さい。大変励みになります♫
にほんブログ村
cover with earthのスタッフブログ
他の方のインテリアブログに飛べます↓↓↓
【TV出演のお知らせ】
「渡辺篤史の建もの探訪」
【web掲載のお知らせ】
HOME'S PRESS『センスをDIY。デザイン家具の魅力に迫る①』本物を知ろう
HOME'S PRESS『センスをDIY。デザイン家具の魅力に迫る②』フィンランドのDIY
デザインパパの活動については、こちら
「デザインパパの活動」
『現在のランキング順位はこちら』