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家具が先か、空間が先か



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「家具が先か、空間が先か」なんだか岩井俊二映画のタイトルのようですが、美しい空間を創る上で、これは重要な問題であり重要な議題なのです。



わかりやすく言えば、美しい建築か、美しい家具か、どちらが先だと良い空間を作りやすいか、ということです。



例えばアルヴァ・アアルトやル・コルビジェに代表されるように、建築家は、建築を前提に家具をデザインします。要するに、建築ありきの家具なのです。



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また、剣豪、宮本武蔵の言葉で、「大なる所より、ちいさき所をしり」という一文があるように、まずは俯瞰できるような大きなもの(建築)から、ちいさきもの(家具)を知るということが大事ということです。



しかし、これはあくまでプロフェッショナルな人の視点であるようにも思えるのです。




なぜならば、普通はそんな大きなものを想像、創造する力はないからです。



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そうなるとまずは「小さきところをしり、大きな所に行き着く」という考えから始めるべきではないか、とも思うわけです。



同じく武蔵の言葉でこんな一説があります。


「浅より深きに至る」


これはまさに、「入りは浅く、徐々に深い場所へと至る」という意味であって、いきなり建築のような深さを創造、想像せず、まずは身近な物(家具)から入りなさい、とも解釈することもできると思うのです。(※家具が浅いとは言いませんけど)



もちろん、これらは立場によって解釈が異なることであって、どちらが正解かというのは、その個人の尺度や能力によっても変わってしまうでしょう。




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さらに、性格や感覚や優先順位によるものもあるかもしれません。



「美しい建築が建ったから、美しい家具をその建築の中に置きたい!」と思う人もいれば、「美しい家具が映える美しい建築を建てたい!」と思う人もいるということです。



ただひとつ言えていることは、どちらも「美しくしたい」という想いや、主体性がなければならないと思うのです。



いくら美しい家具を持っていても、また美しい建築を建ててもらっても、それを施主自身が主体的に生かそうと思わなければ、宝の持ち腐れです。




まあ、結論としては、それぞれ自分にあった方向で、「美しい暮らしをしたい」という想いを持つことこそが一番大事であるということだと思います。



皆さんも、自分の性格にあった方向で美しい空間を創ってみてくださいね。



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