デンマーク製のビューロー(117)
【本厚木】美容師、スタッフ募集中
先日、今年で3年生になる娘に、勉強机を用意しました。
約60年前のデンマーク製のビューロー(化粧台も兼ねている)タイプのデスクです。


本人は大喜びでしたが、そこで僕は娘に一言。
「これは当分の間、君が使うことになるけれど、実はこれ、君の物ではないんだよ」
娘「じゃあ、パパの物?」
「いや、パパの物でもない。これはね、地球の物なんだよ。この机は今、君が地球から借りているだけなんだ」
娘「そうなんだ。これは借りてるだけなんだ」
「そう、壊したりしたら、次の人に渡せないでしょ。だから大事に使うんだよ」
娘「うん、わかった」
そんなやり取りをしました。

確かに、家具は購入するものです。しかし、本物の家具は、簡単には生産できません。ビンテージの家具に限っては、無くなる一方なのです。
そう考えた時、これらは個人の資産という狭い範囲だけではなく、地球全体の財産とも言えるのです。

昨今、お金を払えばあとは自由にできる、自分の物を自分が勝手に使って何が悪いんだ?そんな個人思想が蔓延しているように思えます。
しかし、それは現代人の傲慢ではないでしょうか。
過去に遡ってそれらを作ることができないのであれば、それを現代人が自分の自由とばかりに粗末に扱ったりして、壊してしまうことは、それらを大事に受け継いできた先人たちの想いを踏みにじる行為になってしまうのです。
物を大事にするというのは、そういう意識が根底になければならないのではないでしょうか。
本物の家具は地球の財産!と思った方は、
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