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物は語る



「物」はただのツール(道具)ではない、というのが僕の持論。



例えば「物」を「言葉」に置き換えてみるとどうでしょうか?



「やっぱ愛って大事よね」と10代の女子高生が言った場合と、70代の老婦人が言った場合とでは、同じ言葉でも、全く違う意味になると思うのです。



これは「物」も一緒で、誰がどのように、それを作ったのか、また使ったのか。



さらには、どのような想いで使っているのか、どのような状況で使っていたのか、同じ物でもそれぞれ、全く異なる物になると思うのです。




実は先日、古くからお付き合いのある女性のお客さんが、僕に見てほしいと古いカメラを持ってこられました。



彼女曰く、二十数年前に、このカメラを友人から借り、返そうとした矢先、その友人が事故で亡くなられ、返すこともできず、捨てることもできず、今まで持っていたとのことでした。



また、その友人はとても「物」を大事にする方だったそうなのです。



そんな友人の想いがわかっていたからこそ、余計に捨てられなかったと、おっしゃっていました。



ちなみにそのカメラは42年前のキャノンの一眼レフ。



きゃのん





現在はさほど価値のある物ではありませんし、残念ながら、カメラ本体も故障していました。




しかし、レンズはまだ使えそうでしたので、僕のデジタル一眼に装着してみました。



撮れた写真を見ると、オールドレンズならではの雰囲気ある描写に感心すると同時に、その亡くなられた方が同じ描写(写真)を見て来たのだなぁ、と感慨を覚えました。



DSC06397.jpg
canon FD 50mm F1,8 S.C. 1973


DSC06361 のコピー
canon FD 50mm F1,8 S.C. 1973



このレンズは、一般的に決して価値のあるものではないけれど、今まで大事に預かってきた彼女や、大事に扱ってきた元の持ち主の想いがそこに宿ったとき、




言霊のように、「物」はただの「物」ではない価値を生むのだなぁ、と改めて感じたのです。




彼女は最後に、このレンズを僕が大事に使ってくれれば、その方も喜ぶのではないか、とおっしゃったので、少し躊躇いはありましたが、快く譲り受けました。



その方とはまた違った想いが今後、僕の手によって生まれるかは定かではありませんが、大事に使って行こうと思っています。




本当に、ヒストリーというか、歴史の中で、「物」が語る(ヒストリーとストーリーは語源が一緒)とは、良く言ったものですね。




僕も、そういった想いのある「物」語りを子孫に残していければなぁ、と思います。



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