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なぜ日本人はデザインにお金を払わないのか?




ヨーロッパでは、デザインというのは、素材や技術同様か、それ以上に価値があるものとして認識されていますが、果たして日本ではどうでしょうか?


素材や技術は、ある程度許容しても、デザインに関してはそれほどの価値を見いだしているとは言えないように思えます。




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では、なぜ日本人はデザインに価値を見いださないのか?


それをひも解くに辺り、日本とヨーロッパの歴史的背景というもの顧みなければなりません。



まず、ヨーロッパでは、トーネットを初めとする1800年代後半から「デザイン」というカテゴリーが確立されてきました。


椅子で表すのならば、デザインする者と造る者の役割が分担されてきたのです。



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もちろん、デザインする者が造れないわけではなく、ウェグナーのように、家具職人として優秀なデザイナーも多くいますし、マイスターなどとよばれる方々も、デザイナー以前には、優秀な職人であったとも言えます。(そのまま職人の方も多くいますが)



しかしながら、それはデザインを行う上で欠かせない過程であったとも言えるのです。




では、我が国日本ではどうでしょうか?



デザインという観点、概念が生まれたのは1900年代中盤。椅子文化もそれ以降です。


それ以前の日本は、「家具や家は職人が造るもの」そう考えられてきたのです。(大きな建造物、例えばお城などには、設計士のような立ち位置の者がいましたが)



それ故に、デザインという意識よりも、素材や技術に重点が置かれるようになったのです。



そういった感覚が長年継承されて来たことは、もちろん、決して間違いではないと思います。



DSC04796 のコピー




しかし一方で、それが正しく継承されてきたわけではない、という側面もあるのです。



例えば、その職人の技術は、功利主義、合理主義などによって、年々劣化し、また優秀な職人も減ってしまいました。



その結果、粗悪なものが出回り、本物の素材、技術で造られたものは影を潜めてしまいました。



当然、そうなると、デザインなどはさらに後回しになっていきます。



しかし、近年それが徐々に見直されつつあるのも事実です。



良い素材、良い技術、そこに目を向ける人々も増えて来たのです。(おそらく20世紀後半の反動でしょう)



ただ、あくまで全体として、それが素材や技術といった、今までの日本的の感覚が主流であって、欧州のようにデザインまで踏み込み、価値を見いだすまでには至っていないようにも思えます。



もちろん、まだ我が国では、「デザイン=価値」というには歴史が浅く、それを構築するためには、相当な時間を要するのかもしれません。


しかし、欧州に見習えとは言わないけれども、今後は素材→技術→デザインと、その価値を一般的に認識し、浸透する時代が来てくれればと思います。





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