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家具は安定資産?


正直、インテリア好きとしては、家具=資産と考えるのには、やや抵抗もあります。


しかし、現実として良い家具ほど資産としての安定性があることも魅力の一つであることは否めません。


そもそも物とは、流動性のあるものです。



流行が来れば値は上がりますし、去れば下がります。そのときの需要と供給によって価格が決められるので、それは避けられません。



しかし、同時に、そういった流行(モード)を超えた本物があるのも事実です。なぜならば、そこに本物ならではの「信用」という物があるからです。



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ちなみに、「お金」そのものも同じ信用構造で使われています。



当たり前ですが、紙幣を発行する国に信用が無ければ、価値は下がり、また安定もしません。



逆に、その信用が高ければ高いほど、価値(為替)は上がり、安定もします。



このように、家具もまた、「信用」によって、その価値の安定性が決まると考えると、各国同士の為替や、金相場のように、一つの価値(信用)基準になりうるというわけです。



さて、家具の場合は、その信用というのは、どういったものに付くのでしょうか。



それは一言で云えば「本物」であるだろうという「信憑性」から来ます。




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この信憑性とは、基本的には「過去」の判断に委ねられています。



例えば、日々多くの新しいデザインが氾濫していても、数十年間変わらず人気のある家具というのは、本物だと断言できないにせよ、「おそらく本物であろう」という信憑性があるというわけです。




そして、その年月が経てば経つほど、その信憑性は増していきます。





僕がいつも紹介するアルヴァ・アアルトの家具なども、およそ80年間の年月に傷つけられぬ強靱性を持っているからこそ、本物としての信憑性があり、安定した価値(信用)に繋がっているというわけです。




DSC04007 のコピー





しかし、このように家具を安定資産と考える日本人は残念ながらほとんどいません。




戦後日本に入り込んだ革新主義(イノベーション至上主義)というべき、「新たな物に価値を置き」、その「NWE」が消えれば、新たなNWEを追い求める、言い換えれば、過去を切り離し、瞬間瞬間を繰り返してきたことで、正しい価値判断ができなくなってしまったのです。



まさに、これこそ革新主義の弊害なのですが、未だ日本人は、その弊害に気づかず、本物かどうかの信憑性の薄い、新商品に群がり続けています。



もちろん、瞬間(NWE)を見る事が全て悪いとは言いませんし、過去ばかりを気にしていては駄目だとも思います。



しかし、哲学者の西田幾多郎が、「我々は日常時々刻々に瞬間に接して居ると考へて居る、
併しその実、我々はいつも唯、過去に接して居るのである、
瞬間に接して居るのではない。」



と述べたように、あくまでその判断の多くは過去に委ねざるを得ないのです。



そこを理解すれば、きっと本物の家具を探し出すことができるでしょうし、よほどの事が無い限り、資産価値を失うことは無いでしょう。(むしろ価値は上がっていくことの方が自然です)




「資産として家具を見る」それも本物を知る取っ掛かりとしては、ありなのかもしれませんね。




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