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design papaカーツの暮らしのいろは |

SABOT Furnitureを訪れて(前編)


SABOT Furnitureの小松氏とは、以前、自宅を紹介してもらったのが縁で、知り合いに。


今回は実際に、自由が丘駅から少し離れた住宅街にあるお店を訪れ、直接小松氏と、ゆっくり北欧家具について対談してきました。



北欧家具の魅力について、とても興味深いお話を聞けたので、みなさんにも一部ですが、紹介したいと思います。




DSC01737 のコピー




まず店内はこじんまりとしてはいるものの、小松氏が精選したウェグナーを中心とした商品がずらり。


そのレベルはどれも非常に高く、見応えのあるラインナップが揃っていました。



そこでまずは、ウェグナーの魅力についてお尋ねすると、



小松氏「クラシックなデザインでありながら、フィン・ユールほどはやり過ぎない所に魅力を感じます」



確かにフィン・ユールのデザインは、一流の職人が時間を掛け、丹念に作り上げたものばかり。それ故に値段も高額になります。



それに対し、ウェグナーも職人の技術を必要とするものの、ある程度、大量生産ができるように配慮され、値段も手が出ない価格ではありません。



小松氏は、その辺りを「バランスがいい」とおっしゃっていましたが、そういう小松氏自身も、元々、スウェーデンで古典的な家具のデザイン、製作を学んでおり、根っからの職人。


それだけにモダンデザインすぎないウェグナーに共鳴するところがあるのかもしれません。


さらに、新品を売る事について質問してみました。


小松氏「新品の良さは、それぞれ素材であったり、色であったりを選び、自分の好みに仕上げることが出来ることだと思います」



確かに今は、木材の種類、皮のグレードや色など、メーカー側も多種多様なラインナップをだしています。


そして、それらの組み合わせは基本自由で、自分の好みで仕上げられるというのは、大きなメリットかもしれません。



一方で、ヴィンテージとの比較という面は無視できないと思いますが、その辺りも小松氏は、「新品を買うユーザーというのは、やはり新築の住宅に合わせることが多いので、ヴィンテージのやれた感じだと合わないことが多いのです」



なるほど。確かに、ヴィンテージを新築の家に合わせるのは難易度が高く、一歩間違える汚く見えてしまったりもします。




DSC01736 のコピー





しかし同時に、小松氏は「経年変化も無視できません」ときっぱり。



新築の家と共に、家具も経年変化していく、そのときにどう美しくなっていくのか、そこに小松氏も興味があるようで、「実際は、カーツさんの家ではどうですか?」と逆に質問されました。



カーツ「ファブリックのものや、皮製品が混ざっているものは、どうしても古くなって交換しなきゃいけない場合が多いです。そのときに、レグだったりアームだったりの部分と、交換した部分の経年変化に違和感が出てしまうんです。だから僕は極力、同じ素材で統一されたものや、交換が必要ないものがベストなのかと思っています」



小松氏「やはりそこはネックですよね。劣化した部分を交換すると同時に、経年変化してる部分も研磨して綺麗にしてしまったり・・・・・・」



カーツ「そうですね。そうなると経年変化の魅力が無くなってしまいます。あとはラッカー塗装なんかは、良い感じに経年変化してくれないというのもありますね」



小松氏「確かに傷が付くだけでアアルトの家具のように、塗装が剥がれて良い感じにはなりづらいですよね」



多様な選択がある一方で、経年変化を愉しむためには条件もある、ということなのでしょう。



一方で小松氏は「そういう家具を使って、気に入らなくなったら売る、そういうスタンスの人も多いです」とのこと。



カーツ「実際、都内だとそういう感覚の方も多いかもしれませんが、僕には無理です」笑



小松氏「私も。ただ北欧の人が椅子を選ぶ時は、そんなに値段を気にしていないですよ」



北欧の賃金は日本よりも高く、感覚的には日本の半値くらいのイメージだそう。それなら気軽とまでは言わないにしても手が出そうです。



北欧の人たちの家具への意識が強い背景には、こういう経済のことも関係があるのか、と思わず納得です。



こういった話は、実際に北欧に住み、そして現場を知っているからこそできるのでしょう。



次回、後編では、小松氏がスウェーデンを修業先に選んだ理由などをお伺いしました。




取材協力
『SABOT Furniture』

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