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アルヴァ・アアルトのハンガーシェルフ30”S(番外編)


アルヴァ・アアルトの魅力については、今まで散々述べてきた通り、素材に近いシンプルなデザインゆえに、その経年による変化や自ら手を加えることによるオリジナリティーと、その幅が、ある意味、無限であることが第一だろう。


言い換えれば、アアルトは年月と使い手によって如何様にも変化し、個性を発揮するというわけだ。



さらに言えば、使い手の温もりであるとか、思い出であるだとか、唯心論的な要素も強く持っているように思える。



今回は、そんな時代を積み重ねてきた最高峰とも言うべき、アアルトのハンガーシェルフを紹介したいと思う。



DSC00153.jpg




これを目にした瞬間、正直、その圧倒的な存在感に、僕は動揺さえ覚えた。




もちろん、冷静に見れば、フックの形状であるだとか、ネジ穴の加工の仕方であるだとか、油性ペンキの乾燥具合であるだとか、そういったことが頭をよぎらなかったわけではない。



DSC00156.jpg



しかしながら、そういった理屈云々、このハンガーシェルフには本物のオーラがある。



今まで何十年にも渡って、人々の手が加わり、温もりや生活がしみ込み、それが、圧倒的な存在感となって、このハンガーシェルフに宿っていたのだ。



まあ、こんな話をすると、「貴方はアアルト教の信者ですか?」と疑われそうだが、実際に僕は直感的にそれを感じたのだから仕方が無い。




さて、形而上的な話はさておき、このハンガーシェルフ、何が凄いかと言えば、まずその塗装がとても古いことである。


DSC00159.jpg





当然、ハンガーシェルフは屋内で使われてきたわけだが、その状況化において、ここまで塗装が乾燥するケースはほとんど無いと言っても過言ではないだろう。



さらにフックを一つ一つ見てみると、全ての形状が微妙に違う。全て手作業で形成されたものだからだ。




また、ネジ穴の周りをキレイに成形し、掘られているのも最初期の証拠。



DSC00158.jpg




モダンデザインという工業化がすすむ以前の、職人の重要性が極めて高かった時代背景が、これらから顧みることができるというわけだ。




歴史と言えば良いのか、過去と言えば良いのか、筆者にはその区別が曖昧だが、そういった連続性の上に現代があることを、このように、まざまざと見せつけてくる物を目にする事が出来たことは、いちアアルトファンとしては非常に価値のある事であると思う。



       


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