椅子から始めよう!(前編)
大きなものはあと回し、まずは小さなものから、そして一畳から徐々に始める、と以前、話しましたが、やはり椅子から始めることを私はお薦めしています。
ではなぜ、椅子からなのか。それは人が洋服の次に、よく肌に触れるものだからです。
人は、直接自分の肌に触れるものに、強く快楽や不快を感じます。
それだけに洋服でも肌触りの良いものは、心地よいとすぐに感じられますし、おのずと朝に服を選ぶ時にはそういったものへ手を伸ばしたくもなります。
椅子も同様に、この椅子に座りたいな、と思えるような椅子があれば、自然とそれを使い、また頻繁に使うことでその椅子の良さを日々体感できるのです。
このように椅子は、人々の生活において否応なしに接するものゆえに、それがより美しいものであればあるほど、センスを磨くことが出来る強力なアイテムになるということなのです。(たとえ良いものを買っても、使わなければその良さがわからないということでもあるのです)
また、椅子は小さな建造物とも呼ばれています。
それは人を支えるという構造上、建築も椅子も変わらないという考えが基になっています。
そして多くの巨匠建築家やデザイナーたちが、その建築、思想の延長線上で椅子のデザインを手掛けてきました。
それだけに椅子は、それら歴史的巨匠建築家やデザイナーの全てが、あの小さな造形物に、ぎゅっと凝縮されていることになるのです。
さらに椅子は座るだけでなく、絵やオブジェを鑑賞するように、見て愉しむことができるというのも大きなメリットと言えるでしょう。
美しい椅子は置いてあるだけで、その空間を洗練させ、おしゃれな空間へと変えてしまう力を持っているものなのです。
次回は、そんな名作椅子の値段が高いのか安いのか、そんな話をしたいと思います。
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