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岡本太郎 紐の椅子(12)

一番好きな芸術家は誰か? と聞かれれば、僕は迷わず岡本太郎と答えるだろう。

色音痴とまで揶揄された彼だが、その絵や造形物からは、人間の奥底に眠る根源的な活力を感じるのだ。

それはまさに僕が追い求めている一つの哲学だった。


DSC05089 のコピー


この椅子はそんな岡本太郎が創った「紐の椅子」と題された作品だ。


この作品を初めて見たのは岡本太郎記念館だった。そこで当時から椅子の世界にどっぷりハマっていた僕は、この椅子に釘付けとなった。


その後、この椅子が復刻されていることを知ったのだが、残念ながら縁がなく手に入れることは出来なかった。


それから数年が経ち、やはりこの椅子が頭から離れなかった僕は、復刻元に連絡を入れる事にした。


そこで二つの事実を知る事になる。


一つ目は復刻販売が終わったという事。二つ目は、岡本太郎の家具展で展示されていた椅子が倉庫に眠っているとの事だった。


僕は早速、その倉庫に眠っているという彼の椅子を譲ってもらえないかと交渉を試みた。


その結果、なんと運良く譲ってもらえることになったのだ。


しかもその椅子は、復刻された椅子の原型モデルで、生産台数も少なく、所有しているのは岡本太郎財団のみとのことだった。


所謂、個人での所有は僕だけということになる。



もちろん、岡本太郎本人が作ったものではないが、それでも忠実に全て手作業で作られたプロトタイプで、大量生産の復刻版とはまるでディティールが違う(そのときに復刻版の展示品も同時購入した)



椅子好き、岡本太郎好きとしては、これ以上無い椅子に巡り会えたというわけだ。


デザイン的には著名な海外デザイナーに劣るのかもしれない。また、座り心地も決して良いとは言えない。


それでもその椅子から醸し出される活力は、まるでそこに岡本太郎の魂が乗り移ったかのように力強く漲っている。


生命が宿った椅子と言えば大げさかもしれないが、間違いなく他の椅子には無い岡本太郎エネルギーが宿していると僕は感じるのだ。


そういったエネルギーを放つ物が僕の身近にあることは、とても幸運なことかもしれない。







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Category : 家具
Posted by デザインパパ カーツ on  | 0 comments  0 trackback

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