フィン・ユール邸 視察
フィン・ユールは言わずと知れたデンマークの家具デザイナーの巨匠ですが、アアルト好きの私にはあまり縁がなく、今まで彼の椅子も所有したことはありませんでした。
しかしながら、その彫刻的なフォルムは、見るもの全てを唸らせるには十分な完成度であることは疑いようがありません。
さらに有名なのが、彼が30歳の時に建てた自邸。これを飛騨高山に再現したというので、ぜひ一度、勉強のために伺いたいと思い、ようやく今年、その視察が実現いたしました。
モンドリアンカラーの外観はポップで、爽やか。レンガに漆喰を施した壁とよくマッチします。
また、空間を十字にクロスさせた室内は、視覚的な面白さもありますし、扉の収まりや、間口の角度など、ディティールも美しく、彼のこだわりを随所に感じられました。
アアルトと同じく北欧出身で、アスプルンドの影響を受けたというフィン・ユール。光の取り込み方や外部との関係性などアアルトと共通する部分もあり、親近感も沸きます。
同時に、フィンランドにはない職人の高い技術が伺え、同じ北欧でも全く異なる文化であったことを再認識させられました。
※このフィン・ユール邸を高山に建てるにあたって、キタニの社長、会長さんの苦労や努力、情熱などを学芸員さんに教えていただき、感銘を受けましたので、微力ながら賛助会員にならさせていただきました。この素晴らしい事業がより長く続くことを願っております。
フィンユール邸見に行きたい?!と思った方は、
ブログランキングに参加していますので、よろしければ、
ぽちっと下のバナー↓↓↓(北欧モダン)を押して下さい。大変励みになります♫
にほんブログ村
cover with earthのスタッフブログ
他の方のインテリアブログに飛べます↓↓↓
【TV出演のお知らせ】
「渡辺篤史の建もの探訪」
【web掲載のお知らせ】
HOME'S PRESS『センスをDIY。デザイン家具の魅力に迫る①』本物を知ろう
HOME'S PRESS『センスをDIY。デザイン家具の魅力に迫る②』フィンランドのDIY
デザインパパの活動については、こちら
「デザインパパの活動」
『現在のランキング順位はこちら』