子孫に何も残せない人生は虚しい?
なぜ人は「物」に執着するのでしょうか?
なぜ人は「お金」に執着するのでしょうか?
思想的にそれは、唯物論などと言われていますが、人には何か目に見えるものでなければ不安になってしまう、という本能的な特性があるように思えます。
しかしながら、人は、いつか消えてなくなります。
当然、その人が所有してきた目に見える「物」や「金」もその人自身からみれば、消滅してしまうでしょうし、実際、一般的には故人が未来に残せる「物」など極僅かで、相続できるのは不動産やお金くらいなものでしょうか。
ただ、なんだかそれって、少し虚しい気もしますよね。
本来、人は現在だけを生きているわけではなく、過去と未来を繋ぐために生きているという側面もあると思うのです。
継承は成功の語源であると、以前書きましたが、まさにその過去から、現在を通じ未来へと継承していくことが、最も高貴な生き方ではないか、と僕自身は考えています。
故に、それは単なる物質的なものだけに捉われず、目に見えぬもの(唯心)や精神的(観念)なものもそれらに内包されるべきだと思うのです。
僕は常々、家具は孫の代まで残すつもりで選んでいると言っています。※もちろん、中には遊び心で選ぶものもありますが。笑
その真意は、単に目に見える資産価値として残したい、というだけではなく、世代を超えた良いものを選びたい、そして、そういった本物には、様々な意図が内在し、さらにはセンスや思想までも未来に継承できると考えているからなのです。
唯物だけに捉われず、総合的に物事を判断する、というのは家具だけではなく、人生そのものにも言えていることだと思いますが。。。。
良いものを子孫に残すことは心までも残す事?!と思った方は、
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