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design papaカーツの暮らしのいろは |

「本物を選ぶ」






僕は、自分の身の回りに置く物を選ぶ上で、これは【本物】である可能性が高いかどうかを、まずは考えてから購入します。


しかし、その【本物】ってそもそも何なのでしょうか?おそらく、ほとんどの日本人がその答えに窮する気がします。



そこで、僕なりに考える【本物】の基準を挙げてみたいと思います。


1、歴史が証明している

2、作り手の想いが伝わる

3、文脈を感じる

4、必然性のある素材を使っている

5、余白がある


僕は大きく分けて、この5つを総合的にみます。


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この辺りは過去のブログでも書いてきているので、細かくは説明しませんが、【歴史の証明】は、哲学者であるショーペン・ハウエルが言ったように「長い歴史に傷つけられぬ強靱性を持っている」故に、本物である可能性が極めて高い、と思いますし、


【使い手の想い】は、そのディティールなり、ストラクチャーの美に現れますし、文脈はその物に思想を与えます。



素材も、「なぜそれを選んだのか」というのは、作り手が突き詰めれば詰めるほどに、必然性(単なる合理性ではない)をもたらすものだと僕は思っています。



そして、最後の【余白】は、人間という不完全な生き物の営みの中で使われるものには、必ず余白が必要である、という僕の持論からくるものですが、古くは侘び寂びなど、「不完全な美」を愛でる(許容する)日本人の【コモンセンス(共有した感覚)】や【慣習】、そしてDNAに組み込まれているようにすら感じます。



こういったものを精査し、また時には直感的に、僕は物を選んでいます。



特に投資系(お金の価値だけでなく、使い手の成長や、精神性も含め)であればあるほど、精選します。



もちろん消費物であっても、その人間に与える【個々の精神性】が高くなれば、妥協する必要はないと思いますし、逆に、そこに何も感じなければ、そこは割り切っても良いと思いますが。。。※時間も労力もお金も限りがあるんでネ!



ただ、どんなもの選びであっても、「基準」は必要だと思いますし、その基準が明確であり、本質的であればあるほど、高い精神性と繋がって行くのだと僕は思っています。




そう考えると、物を単なる消費物(唯物)ではなく、精神性(唯心)へと昇華させることが出来るものが、やはり「本物」ということではないでしょうかね?



これは、それを受けとる人間側にも試されてはいますが、、、ww



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「ハラコ×ALVAR・AALTO DESIGN」




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北欧家具とハラコ(ハラコとは腹の子という子牛を意味してるので、厳密にはCow Leatherですが)という組み合わせは、意外とありそうで無かったものだと思います。



むしろハラコは、アメリカ系のミッドセンチュリー家具やコルビジェなどのイタリアンデザインに組み合わせているイメージが強いのではないでしょうか?




ですので、純粋な北欧家具好きの方からしてみれば、邪道?という風に思われるかもしれません。




しかし、今回はあえてそんなハラコを組み合わせる事で、北欧家具や、Alvar・Aaltoのデザインの可能性を広げられるのではないか、という試みで、まずは、ArmChair402(40'S-50'S),chair60,chair60 sandwich(30'S)に使用してみました。


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個人的には、特に402がラグジュアリー感も出て、とてもよく似合っていると思いますし、三毛を使ったことで、表情も豊かになった気がします。




今回は、実験的でしたが、一つの方向性として、【Aalto Design】×【ハラコ】という組み合わせも選択肢として示せたのではないか、と思います。




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