「アートは観るものではなく、触れ続けるもの」
美術館に行って、アート作品を観れば、刺激も感動もあるかもしれません。それをきっかけに芸術家やその作品に興味をもって調べたりすることもあるでしょう。
そういう意味において、アートを美術館などで観る価値はおおいにあると思います。
しかし、それはあくまで【きっかけ】にすぎず、美術館に行っただけでセンスは磨かれるわけでもなく、また暮らしが豊かになるとは限りません。
僕が考えるアートとの距離感?は、【日常の中】にこそあるべきだと思っています。
例えば家具や観葉植物同様に、自然と目に触れ、自然と手に出来るものとして、アートがあれば、それほど豊かな暮らしはないのではないか、と思う訳です。
10年以上前に、我が家を建築家さんに設計してもらった時も、「美術館のような家」を一つのテーマにしました。
それこそ毎日が美術館のような空間で過ごせれば、自分自身のセンスの向上や、子供達の情操教育にもきっと役に立つと考えたからです。
しかし、残念ながら、日本ではまだまだアートは「美術館で観るもの」という価値観から抜け出せていません。あくまで【非日常】が前提なのです。
それでは、人々の意識もセンスも向上しません。大事なことは、日常の中で、「触れ続ける」ことなのです。
それは無意識の中に入り込むような、それこそ毎日顔を洗い続けるような、そんな自然の中で、そのアートのセンスを吸収していくことが、何よりその人のセンスを磨いていくことに繋がる気がするのです。
無意識の【クライテリオン】とでも言い換えれば良いのでしょうか。そんなものが自然に身に付いていたら素晴らしいと僕はいつも思います。
アートは日常の中にあるべき?!と思った方は、
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