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村木未緒のガラスアート




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村木未緒の作品には、どこか「つかみ所の無さ」を常々感じます。



それは彼女の持つ壮大な創造から来るものなのでしょうか、それとも彼女の計算が僕のような凡人には理解できない境地にあるからなのでしょうか。



ただ、僕が彼女の作品が好きな一番の理由は、僕が重要視している「インテリアの一部として成り立つアート」であったからです。



常々、アートは生活の中にあるべきだ!というのが僕の持論なのですが、逆に、その生活の中(インテリア)に馴染まないアートは、どうしても僕の中で受け入れづらいわけです。


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※北欧家具と美容室cover with earthに展示しております。



しかし、彼女の作品は、その前提として、確かな工芸技術と経験があり、同時にインテリアとして馴染むデザイン的感性があるのです。




もちろん、それらだけでは論理的に解釈できない「つかみ所の無さ」こそ、彼女が持つ、独特の芸術観と魅力に他ならないのですが、、、



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※画像提供ipada



こういった世界観を持つ芸術家が、日本でも高く評価されるべきだと思うわけですが、それは一方で僕らが彼ら、彼女らを【金銭的】に評価すべきだということでもあります。





当然ながら【価値付け】とは、誰かがその価値を認め、そこに対価をきちんと払うことから始まるのですから。





世間に流布する「値引き」や「コスパ」といったものとは隔絶した世界こそ、僕らは大事にすべきではないでしょうかネ。



■村木 未緒 Mio Muraki

1969 神奈川県生まれ
1997 テキスタイルプランナーを経てガラス創作をはじめる
1999 東京ガラス工芸研究所 卒業 
     "sandbox"としての活動を始める
2000 東京ガラス工芸研究所 研究科修了(米 Haisting University/Thomas Kreagers氏に師事)
2002 第32回Glass Art Society公式デモンストレーターとして参加/オランダ・アムステルダム
2002 サンドキャスティング技法 ワークショップ講師/Barracha Lda.Factory ポルトガル・ナザレ
2003 サンドキャスティング技法 ワークショップ講師/Barracha Lda.Factory ポルトガル・ナザレ 
     サンドキャスティング技法 デモンストレーション/武蔵野美術大学・東京
2006 イパダ ガラス工房 設立/神奈川県小田原市風祭 




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壁がインテリアを上質にする





最近の建築を見ていると、「部屋を明るくしたい!」というお施主さんの希望なのか、とにかく窓が多い印象を受けます。


もちろん、南側など、採光に適した面に関しては、窓を大きく開口させるのは、悪いことではありません。




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しかしながら同時に、窓は、インテリアを作る上で、問題点が多いのも事実。



それはウォールシェルフやウォールランプ、絵画、ポスターなどを飾るスペースが無いというのは当然のこと、何より、雑多な背景により、椅子やテーブルなども台無しにしかねないという大きなデメリットがあるからです。



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もちろん、美しい借景などであれば、それらを阻害することなく、調和するでしょう。



しかし、我が国のような住環境では、なかなかそれは難しいのではないでしょうか。




ならば、いかにして壁を増やすか、というのも設計におけるウェイトとして重くて良いのではないか、と思うわけです。



例えば西側など西日を遮る意味も含め、壁を増やせますし、寝室など、そもそも根本的に明るさを必要としない部屋などは、通風のみ気にかけてあげれば、あとは壁という設計でも良いかもしれません。




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壁があることで、インテリアの幅がぐんと増える、そんな基本を覚えておくだけで、竣工後もインテリアを愉しめる空間になると思うのです。


以前から、インテリアには余白が必要だという話をしてきましたが、床だけではなく、壁という余白を上手く使うことも、インテリアを上質に仕上げるために必要なことなのです。



これから家を設計しようとしている方などは、ぜひ、参考にしてみてはいかがでしょうか?




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