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design papaカーツの暮らしのいろは |

デザインを超えた世界?





主に、デザイナーズチェアと呼ばれるもののほとんどが、極めてデザイン的に完成されたもの、言い換えれば、「付け入る隙がない」ものばかりです。




例えばコルビジェのLCシリーズや、ヤコブセンのセブンチェアなど、トップデザイナーになればなるほど、その隙を感じるものはありません。




しかしながら、アルヴァ・アアルトのそれは、前記のデザイナーとは異なり、そのデザインに隙(余白とも言えますが)を感じるのです。




その隙はアアルトが意図して出したものか、はたまた偶然の産物なのか、(個人的には意図していたと確信していますが)




そこは歴史のミステリーではありますが、その隙によって生み出されたものは、「歴史」「文脈」がデザインに入り込む余地を与え、結果として、デザインを超えた世界へと誘ったというのは、事実であると思います。




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ちなみに、こちらのスタッキングされたstool60(すべて50年代)は、すべてレグまで同じ色で塗られ、さらに、スタッキング時にグラデーションとなるようにしたものです。




もちろん、当時にこのようなグラデーションが完成されていたわけではなく、snorkの小山氏によって、長い時間をかけ、意図して集められたものです。



この、明確なコンセプトのもとにこれが出来上がっているという点に、僕は注目しました。




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これによって生み出されたものは、もはやデザインだけでは片付けられない世界、いうならば、デザインを超えた世界とでも言いましょうか、芸術の域に達しているのではないか、そうとすら感じたのです。



それももちろん、アアルトが与えた隙によるものであることは間違いなく、アアルトのデザインだからこそ、なし得たものなのです。



そんなデザインを超えた世界(未来)が、当時のアアルトの目には見えていたのでしょうか、それまた歴史のミステリーではありますが、大変興味深く、改めてアアルトの深さというものに触れた気がしました。





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どこをとっても、、



空間の完成度をかんがえたとき、僕は必ず写真を撮ってみます。


なぜならば、写真は様々な構図の中で、どの構図が一番美しく見えるか、というのを探す作業を必ずしますので、その過程において、逆に、どの構図であると美しく見えないか、というのも同時に発見できるからです。




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当然、美しい家具や空間も、基本、どの角度で撮っても、それなりに良い写真が撮れますし、逆に、そうでないものは、美しく見える構図は限定的になってしまうのです。(むしろ、美しく撮れるポイントがないものが多いかも)



ということで、今回の空間を改めてカメラ片手に撮ってみましたが、以前の店舗と比べ物にならないほど、多くの美しく見えるフォトポイントを発見することができました。




DSC09910 のコピー




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それは同時に空間の完成度が以前に増して上がったということなのでしょう。



まだまだ完全に満足した空間ではありませんが、日々、その理想に向かって考えていければな、と思います。






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マジックアワー



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午後6時をすぎると、辺りがうっすら紺青色に染まり始め、白いモルタルの壁とのコントラストがとても美しくなります。



ゆったりと時間が流れてく気がして、ついつい、のんびり仕事をしてしまい、帰りが遅くなることもしばしば。



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慌ただしい世界から隔絶された感覚をもてる空間に改めて、感慨を覚えました。






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