芸術とデザインと伝統工芸と
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世間でいう、芸術家、デザイナー、伝統工芸などの職人。それらの人々に共通することは、専門(specialty)分野において突出していることだと思います。
しかし、その突出は、他の要素を断絶し、その世界観だけに収斂しがちです。
もちろん、何か一つに突出すること自体を僕は否定はしません。それ故に到達する域もあるのでしょう。
しかし、何かに突出する以上に難しいことは、様々な要素を統合し、平衡(バランス)を取ることだと思っています。
例えば、芸術は、節度を失えば、放縦へと、また逆に抑圧へとも変化してしまうものです。
抑圧←art(節度)→放縦
またデザインもしかりです。売れる事だけを目的化すれば、(大衆)迎合へと堕ちますし、その逆は、孤立となるでしょう。その間の理念は、おそらく「常識」ということになるでしょうか。
孤立←design(常識)→迎合
そして、伝統工芸もまた、そこに固執すれば、単なる懐古(主義)に陥ったり、その逆に伝統を無視(軽視)すれば、虚無(主義)に陥るでしょう。その間の理念は、「維新」(これあらた)【温故知新】であると思います。
虚無←tradition crafts(維新)【温故知新】→懐古
これらの平衡感覚を持つには、やはり慣習、歴史の中で培われた精神、言い換えると歴史の叡智(伝統精神)が必要だと思うのです。
その歴史の叡智を、時代、状況、事象、対象にあわせながら、適合させていく作業とでもいいましょうか、そういった「実践主義」的なものがあって、その平衡を保つことができるのではないか、そう僕は考えています。
そう考えると、とてつもなく困難な作業ではないでしょうか。
もちろん、それを感覚的にやってのけてしまう人も中にはいるのでしょうけど、、、
歴史の叡智に学んでこそ平衡感覚が保たれる?!と思った方は、
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