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無駄こそオシャレ?




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ミース・ファンデルローエの「レスイズモア」(最小は最大なり)という言葉もあるように、ミニマムは、空間の王道でもあります。


と同時に、「オシャレな空間は無駄から生じる」というのもまた事実。



それは人間が、「【合理】だけでは生きてはゆけない存在だからである!無駄こそ人間らしさだ!」というのが僕の持論。



しかしながら、合理を完全否定するというのも、無駄を無条件で賛美するのもまた違う。



その間(あいだ)というべき平衡(バランス)をどうやって、選択するのか?ということが最も大事である、と僕は考えています。



合理と無駄の平衡というのは、決して中間でも平均でもなく、あくまでその空間に見合ったバランスなのです。



DSC01417 のコピー




当然、その空間の用途によっても、スペースの違いによっても変わってきます。



そう考えると、凄く難しいと思いませんか?



では、その平衡をどのようにして取って行くべきか?



「それは各自のセンスによる!」と言ってしまえば、それで終わりなのですが、ここはあえて一言。




僕は、【7対3の法則】というのを自分の基準にしています。



例えば、男女10人のグループが議論したとしましょう。


そのとき、男性が9人、女性が1人という比率の場合、合理的な議論にはなるでしょうが、極めて紋切り型のつまらない議論に陥りがちになります。


また逆に、男性が1人で女性が9人のときは、感情論ばかりで議論がなかなかまとまらなくなる傾向にあります。



しかし、男性7人、女性3人で議論を展開すると、適度に感情(もちろん無駄とは言いませんヨ!)が加わり、そして最後はしっかり落としどころを決められる、といった具合になりやすいと思うのです。



空間もそれと同じで、7割の合理と3割の無駄(非合理)のバランスが、人間にとって、心地よいのではないか、そう思うわけです。




DSC01252 のコピー




もちろん、状況によっては、多少の前後もするでしょうが。。。



ぜひ、試しにそんな比率で合理と無駄を空間に取り入れてみてはいかがでしょうか?



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デザインとは何か?(後編)




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前回は、時間軸を中心に、「強度と普遍性」の重要性についてお話しました。



そして今回は、それらを使う人々について、考えてみましょう。



まずは、それらを使う人数というものがあります。



「多くの人のためになるもの」なのか「一部の人のためになるもの」なのかということです。



僕なりの解釈ですが、より多くの人のためになるものは、「芸術性が低い」か「デザイン性が高い」
※個人住宅など、状況によっては、そうならないものもありますので、ご了承を



また、より一部分の人のためになるものは「芸術性が高い」か「デザイン性が低い」可能性が高いのではないか、そう思っています。





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究極なところ、芸術は、一人の人間のためだけで良いし、デザインは、多くの人のためになって初めて、デザインと言える、ということです。





もちろん、この解釈は、デザインをかなり狭義的にみた解釈で、広義的には、また違った解釈があるのでしょう。





しかし、僕の師匠は、この考えを強く持ち、そうではないものを、単なる「思いつき」と断じていました。





言うならば、思いつきではないデザインとは、政治的(経世済民など)であり、連続性(普遍性)である、という結論になります。




そして、これらが結果的に「価値」となる、と言うわけです。





さて、二回にわたってデザインについて述べてきました、いかがだったでしょうか?





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もちろん、僕も様々な解釈があっても良いと思います。




しかしながら、素晴らしい家具(デザイン)に接すると、いつも脳裏をよぎるのは、これら師匠の教えです。




そして、本物の家具たちが、師匠の言葉の正当性を無言で語ってくれている、そう常々思います。




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デザインとは何か?(前編)




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「デザインとは何か?」この質問を僕の師匠に問われたのは、もう15年以上前のことです。



そのときは、答えに窮し、徹底的に追い込まれたことを、昨日のように思い出します。



そして、その師匠の答えは、端的に言えば、「人のためになるもの」



あまりにもざっくりしすぎていますが、デザインの根本はここにあるべきだと、僕は未だに考えています。



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さて、もう少し深く詰めて行くとどうでしょう。



まずは時間軸です。例えば、100年前から今も愛されているデザインがあるとしましょう。



それは、世代を超えて愛される、言い換えると、人のためになってきたものです。



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そのためには、「強度と普遍性」この二つの要素が重要になります。



形在る物はいつかは壊れてしまいます。しかし、それでもしっかりとした設計、造りがなされていれば、家具も十分、100年以上持つ強度を保つ事は可能です。



そして、その強度を保った状態で、次の世代が欲しがるかどうかという普遍性も必要不可欠になります。


孫に、「そんなものはいらないよ」と言われ、捨てられてしまえば元も子も在りませんから。



そういう意味において、この二つの要素を持ったものは、限りなく「本物のデザイン」と言えるのかもしれません。




次回は、それらを使う人々にスポットを当ててみましょう。


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