本物を見極め、大事に扱う(後編)
後編はいよいよ、本物を見極める目をどう養うか、そんな核心に迫りたいと思います。
さて、早速ですが、歴史が教えてくれる本物とは、一体どんなものなのでしょうか。
結論から言えば、それは、その国の文化に根付いてデザインされたものです。
余談ですが、僕の友人で英語がぺらぺらにも関わらず、「俺の英語は英語じゃない」と言っている方がいました。
理由を聞くと、「その国の文化まで理解しなければ、その国の言語を喋れられるとは言えない」そういうことらしいのです。
まさにその通りかもしれない! そのとき、そう感嘆したものです。
駅前留学のような、表面的な言語理解ではなく、本来の言語理解とは、その国の文化に根付いたものだということなのです。
言い換えれば、沢山の歴史と登場人物を背負ったものが本物ということになるでしょうか。
そういったものこそ、不確実な未来に、ある一定の安定を齎していくのではないか、そう思うのです。
同じように、家具の世界も、その国の文化に根付いていないようなものは、やはり本物とは言えないのではないか、そう思うわけです。
もちろん、まったく例外が無いとは言いません。
素晴らしいデザインが多くの人々に受け入れられないことがあることも承知しています。
それでも、やはり多くの人が長く愛用してきたものは嘘をつきません。
そういった物を沢山目にし、体感し、日々使い込む、これこそ、本物を見る目を養う一番なのです。
そして、それらは先人達にも大切に扱われてきました。だからこそ現代にも残っているのです。
また、多くの人々や歴史の重みがそれらには詰まっています。
それ故に、僕ら現代人は、それらを粗末になど扱えなくなるです。
このようにして、歴史の重みを感じられることこそ、現代人にとっては、とても重要なことであり、またそれらが無いからこそ、物をぞんざいに扱うのではないでしょうか?
今一度、「過去」ということをテーマに歴史を顧みてはいかがでしょうか。
きっと、今までと、物を選び、見る視点が変わっているかもしれません。
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