イームズのアームシェルロッキング(107)
イームズのシェルチェアには、とても強い思い入れがある。
何より、僕がインテリア好きになった、きっかけでもあるからだ。
以前にも話した事があるのだけど、初めてイームズの椅子を買った時は、その場で何時間も悩み続けた末に購入を決意したほど、当時は椅子一脚に2万円を払うだけの感覚が僕には無かった。
そして、そんな悩みの末に、初めて手にしたイームズのシェルチェアを前に、夜中までにんまりと顔を崩して眺めていたものだ。
それから数脚のシェルチェアを購入し、保有していたのだけど、ここ数年で、その数は減り、今ではこのロッキングチェアただ一脚となってしまった。
では、なぜ僕がそんな思い入れがあるシェルチェアを手放したか、と言うと、一つに北欧デザインに好みが変わったからというのがある。
そして、もう一つに、強い思い入れがあるものをずっと手元に置いておくことが、望ましいとは思えなくなったからだ。
ただ、このロッキングチェアだけは、どうも手放せない。
座り心地がとても良いというのもあるし、造形的にも文句無しに美しい。
また、たった一本だからこそ、その良さというものが、わかるとでも言えば良いのか、その存在感とイームズの偉大さを感じるのだ。
それは、あのときのイームズという選択が、間違えではなかったという証なのかもしれないし、良いものは良いという単純な話なのかもしれない。
まあ、どちらにせよ、このロッキングチェアは、当分僕の元から離れないということだけは確かのようだ。
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