fc2ブログ
にほんブログ村 インテリアブログ ミッドセンチュリーインテリアへ
にほんブログ村

design papaカーツの暮らしのいろは |

アルヴァ・アアルトの謎に迫る(前編)



今回はちょっとマニアックな話(いつもじゃないか!と突っ込みを入れられそうだけど)


アルヴァ・アアルトの家具の、年代の謎について考察をしていきたいと思う。



まあ、アアルトの魅力はやっぱりヴィンテージ。それも年代が古ければ古いほど、その味わいは深く、それだけに人々を魅了してやまないのだと思う。




うう




しかし、その年代を正確に見極めるというのは、プロのバイヤーでも困難であり、また全てが解明されているわけでもないのだから、素人で見分けるなど、ほぼ不可能だろう。



もちろん、最近ではカーサブルータスなどに簡単なアアルトの年代見分け的な物も掲載されているのだけど、それだけでは当然、アバウトにしかわからない。



特に一番謎が多いのは、アアルトの代名詞でもあるLレッグ(通称アアルトレッグ)が戦争で生産が出来なくなり、その代用として考えられ、生産されたフィンガーレグの期間だ。





まず一般論(バイヤーの間では)として、このフィンガーレグは、フィンランドの戦後、1947年から50年のうち、約1年半製造していたとされているのだが、この地点で僕は疑念を抱いている。




それは、たった1年半しか製造されていない割に、中古市場で出回る数が多すぎるという問題だ。




これは30年代〜40年代前半だと言われている物と相対的に比較しても明らかで、不自然に思っているバイヤーも多いはずだ。




DSC00304 のコピー

【※フィンガーレグとは、指を組み合わせたように、二本のパーツで製造されたレグで、Lレッグの代替として、その製造過程が比較的簡単であったことから、社会情勢が混乱していた1940年代に作られたモデル】





この製造期間と疑念が解明されない限り、その前後のモデルの年代もまた解明することはできない。(フィンガーの製造の入り口と出口がわからないわけだから)




というわけで、そのフィンガーレグについて、当時の時代的背景など総合的に勘案し、推測しながら製造期の仮説を作ることで、その謎を解き明かして行こうと思う。




まず当時の歴史的、時代背景を書き出し、分析、推測してみよう。




『1939年に始まった対ソ連の戦争(冬戦争)を約半年あまり行い、多大な被害を被るが、何とか独立を維持』



この戦争が短期間で終結していることから、アルテック(正確に言うとコルホネン社)が家具の製造を完全に中止したとは思えない。ただし減産していることは間違いないだろう。



『1940年には、物資不足に陥り、またソ連の脅威からドイツと密約を交わし、ドイツ軍の駐留とドイツからの物資の輸入を開始する』



この時期になると、徐々に物資が減り続け、Lレッグの生産過程が取れなくなっている可能性がある。



ということは、この近辺から既に、フィンガーレグを製造し始めた可能性が高い(Lレッグと並行してるかもしれないが)





DSC00303 のコピー




『1941年には再びソ連と開戦する。(継続戦争)』





おそらくこの地点では、人材不足と物資不足から、完全にフィンガーレグ、もしくは家具の生産自体が滞っていたのではないだろうか。





『1943年には、ドイツが劣勢となり、フィンランドは枢軸国(ドイツ)と距離を置き、ソ連と講和に持ちこもうとするが、それがドイツの怒りを買い、経済制裁を行われ、食料などの物資を止められてしまう』



この経済制裁が、アルテックやその他の産業(軍事以外)を完全に停止させた可能性が高い。



『その後、ドイツの許しを請うて、物資の輸入の再開にこぎつけ、最悪に危機は避ける』




『1944年には、ドイツがいよいよ劣勢となり、再びフィンランドはソ連との講和を打ち出すが、これもソ連の厳しい条件によって頓挫』



『結果、戦争はさらに激化し、フィンランド第二の都市、ヴィボルクが陥落』




第二の都市が陥落するような状況化では、国は極度に混乱し、また資金難に陥り、家具の生産どころか、そんなものを作っても売れるような状況ではなかっただろう。



当然、この期間、アルテックが家具の生産をしていたとは思えない。



DSC09955 のコピー




『その後、フィンランドはドイツに援軍と追加物資を頼み、なんとか防衛線を守り抜くと、徐々にソ連を押し返し始める』




『しかし、ただでさえ物資不足に悩んでいたフィンランドは、このまま戦争を継続することが困難な状況であり、またソ連もドイツにその兵力を費やし、また資源がないフィンランドへのリスクを避け、再び講和への流れが出来る』



『同1944年9月、フィンランドはソ連とモスクワ休戦協定を結び、3億ドル(現在のお金に換算して、約2兆円前後)というフィンランドという小国にとっては莫大な金を支払い講和』





『ソ連との休戦条件にフィンランド国内からドイツ軍を追い出すことが決められていたため、止む終えず味方であったドイツ軍とラップランド戦争を起こす』




『そして、ラップランド戦争を終わらせ、ようやく1947年にパリ平和条約で国際社会に復帰する』




ラップランド戦争での被害は継続戦争に比べ小さかったが、そもそも大損害を受けたところに追い打ちを掛けられ、また多額の賠償金をソ連に払っていたことを考えると、経済状態としては最悪だったのが、この1945年前後2年ほどだったのでないだろうか。



となると、この間にLレッグを復活させるのはもちろん不可能であり、せいぜい戦後少し経ってから、フィンガーレグでの生産再開にめどを付けた程度だろう。




また、元々生産能力が低かったフィンランドが、このような状態から戦後復興を早々に出来るとは思えないので、再生産を軌道に乗せるには最低でも3年は要したはずだ。




そして国の状態が安定し始めた1947、8年からフィンランドの供給不足(インフレ)の解消のため、フィンガーレグを大量生産化(Lレッグだと大量に生産出来なかったため)し、しばらくはそれを続けていたのだろう。





DSC00332 のコピー




ただし、そもそもLレッグは、アアルトのアイデンティティーでもある。



アアルト自身がフィンガーレグをいつまでも作り続けるとは考えづらく、物資と労働条件が整った地点ですぐにLレッグに切り替えていたと考えるのが自然だろう。



そう考えると、フィンガーレグの出口が50年前後と、おおよその予測が出来るのではないか。



ただ、これはあくまでフィンランドの時代的背景から推測したに過ぎず、根拠が希薄だ。



ということで、後編はその物的根拠を交え、その謎をさらに解き明かして行こうと思う。



記事に賛同していただけた方は、
ブログランキングに参加していますので、よろしければ、
ぽちっと下のバナー↓↓↓(北欧モダン)
を押して下さい。大変励みになります♫


にほんブログ村 インテリアブログ 北欧インテリアへ
にほんブログ村



cover with earthのスタッフブログ
カバーウィズアースブログへ



他の方のインテリアブログに飛べます↓↓↓
にほんブログ村 インテリアブログへ



【web掲載のお知らせ】

SABOT Furniture『北欧家具と日本人』

HOME'S PRESS『センスをDIY。デザイン家具の魅力に迫る①』本物を知ろう

HOME'S PRESS『センスをDIY。デザイン家具の魅力に迫る②』フィンランドのDIY


デザインパパの活動については、こちら
「デザインパパの活動」

『現在のランキング順位はこちら』


スポンサーサイト



Posted by デザインパパ カーツ on  | 0 comments  0 trackback

キャサリンホルムの両手鍋(101)


名称未設定222 1



料理って特に主婦の方にとっては毎日のことだけに、調理はもちろんのこと、献立を考えたりするのは凄く大変だ。



それだけにそんな日々の料理を少しでも、愉しむ方法はないのか?と考えると、やはりオシャレで、自分の気に入った調理器具を使うことではないかと思う。



日々、僕は言っているのだけど、「どうせやらなきゃいけないことを、どう愉しむかで人生は大きく変わる」、というのが持論で、これもその一つの方法というわけだ。


DSC09931 のコピー




そんな日々の調理を愉しむのに、我が家で一役かっているのが、このキャサリンホルムの両手鍋。



実用性で考えれば、シンプルなステンレス鍋かもしれないけど、とにかくこれは可愛いので実用性云々、テンションが上がる。



普通は、献立ありきで鍋が必要になるのだけど、この鍋の場合は、これを使ってどういう料理を作ろうかと、鍋に合わせた献立を立てるようになったりもするわけだ。



DSC09928 のコピー




こういうのはお皿とかでは良くあるけれど、鍋がそうなら余計に料理も愉しくなる。



また、これはノルウェーのヴィンテージ鍋。




DSC00138 のコピー




これで当時のノルウェー人がどんな料理を作っていたのかなどと想像するのも面白かったりする。



良い道具は人を育てると言うけれど、こういうテンションの上がる道具もまた、人を育てるのではないか、そう思うのだ。




記事に賛同していただけた方は、
ブログランキングに参加していますので、よろしければ、
ぽちっと下のバナー↓↓↓(北欧モダン)
を押して下さい。大変励みになります♫


にほんブログ村 インテリアブログ 北欧インテリアへ
にほんブログ村



cover with earthのスタッフブログ
カバーウィズアースブログへ



他の方のインテリアブログに飛べます↓↓↓
にほんブログ村 インテリアブログへ



【web掲載のお知らせ】

SABOT Furniture『北欧家具と日本人』

HOME'S PRESS『センスをDIY。デザイン家具の魅力に迫る①』本物を知ろう

HOME'S PRESS『センスをDIY。デザイン家具の魅力に迫る②』フィンランドのDIY


デザインパパの活動については、こちら
「デザインパパの活動」

『現在のランキング順位はこちら』



Category : キッチン用具
Posted by デザインパパ カーツ on  | 2 comments  0 trackback

北欧家具と日本人(寄稿)



先日、北欧家具の専門店として、自由が丘に今年オープンしたばかりのSABOT Furnitureさんから、自宅の写真と私のコラムをweb掲載したいと、お声を掛けて頂きました。



chair_pic.jpg
『ウェグナーを中心とした北欧家具専門店』 SABOT Furniture


当初、特定のShopへの掲載にはためらいがあり、悩んだのですが、お店のコンセプトやオーナーの小松氏の真摯な態度、そして何より北欧家具への熱い情熱を感じ、心動かされ、この度、掲載する運びとなりました。


内容は、専門ショップならではの視点で私の家具やインテリアを紹介しています。


また短く、拙い文章ですが、『北欧家具と日本人』というタイトルで、北欧家具と日本人の相性がとても良いというお話を寄稿していますので、合わせてお読みいただけたら嬉しく思います。



記事はこちら
SABOT Furniture『北欧家具と日本人』




記事に賛同していただけた方は、
ブログランキングに参加していますので、よろしければ、
ぽちっと下のバナー↓↓↓(北欧モダン)
を押して下さい。大変励みになります♫


にほんブログ村 インテリアブログ 北欧インテリアへ
にほんブログ村



cover with earthのスタッフブログ
カバーウィズアースブログへ



他の方のインテリアブログに飛べます↓↓↓
にほんブログ村 インテリアブログへ



【web掲載のお知らせ】

SABOT Furniture『北欧家具と日本人』

HOME'S PRESS『センスをDIY。デザイン家具の魅力に迫る①』本物を知ろう

HOME'S PRESS『センスをDIY。デザイン家具の魅力に迫る②』フィンランドのDIY


デザインパパの活動については、こちら
「デザインパパの活動」

『現在のランキング順位はこちら』

Posted by デザインパパ カーツ on  | 0 comments  0 trackback

壁を塗る習慣



名称未設定 188


壁を塗るという発想は、欧米では当たり前のようだけど、日本ではまだまだ一般的ではないようで、せいぜい新築の時に色付きの壁紙を悩むといった程度ではないだろうか。



しかし僕には壁を塗ったり、塗り替えたりすることに何の躊躇も抵抗もない。



言い換えれば気分によって、家具の配置を変えるような感覚で壁を塗るのだ。




DSC00255 のコピー




名称未設定 1



今回は、元々白だったアアルトの家具で埋め尽くされた書斎の壁を水色に塗ってみた。




適度に焼けたバーチ材と黒のリノリウムに水色が加わる事で、また雰囲気が変わって気分も明るくなる。




きっとまた雰囲気を変えたくなれば、違う色に塗り替えるのだろう。



DSC00206 のコピー



DSC00239 のコピー




こういう方法での模様替えも、インテリアを愉しむ醍醐味だと僕は思う。




ちなみに、寝室はアナスイの紫色。【この色は当分塗り替える予定はありませんけどね】





DSC00226.jpg




皆さんも、ちょっとだけ勇気を出して、一面だけでも良いので、好きな色に壁を塗り替えてみてはいかがだろうか。


もしかすると、今後、壁を塗り替える習慣ができるかもしれませんね。



記事に賛同していただけた方は、
ブログランキングに参加していますので、よろしければ、
ぽちっと下のバナー↓↓↓(北欧モダン)
を押して下さい。大変励みになります♫


にほんブログ村 インテリアブログ 北欧インテリアへ
にほんブログ村



cover with earthのスタッフブログ
カバーウィズアースブログへ



他の方のインテリアブログに飛べます↓↓↓
にほんブログ村 インテリアブログへ



【web掲載のお知らせ】

HOME'S PRESS『センスをDIY。デザイン家具の魅力に迫る①』本物を知ろう

HOME'S PRESS『センスをDIY。デザイン家具の魅力に迫る②』フィンランドのDIY


デザインパパの活動については、こちら
「デザインパパの活動」

『現在のランキング順位はこちら』



Category : 未分類
Posted by デザインパパ カーツ on  | 0 comments  0 trackback

なぜデザインパパになったのか?


私には、この国の教育に対する世の風潮が、学歴重視(知識を詰め込む教育)、過剰な情報化や競争社会に対応させるなど、偏狭、偏向しているように見えてなりませんでした。



もちろん、学歴は重要かもしれませんし、理性や合理性など知性を身につける事も大事だとは思います。



しかし、そのようなものだけを磨くことが教育でしょうか? 


 
むしろ、そこに固執したあまりに、「日本は、技術力に優れているが、欧米の真似ばかりでゼロから発想する力は乏しい」と思われてしまうのではないでしょうか。




DSC0011211.jpg




そもそもスクール(学校)の語源はスカラー、又はスコラ(暇な人)と言われています。



言い換えれば、学校とは知識を詰め込む場所ではなく、むしろ非合理的な遊び場であり、またその暇(ゆとり)が、逆に自由な発想を生むということなのです。



そういった観点からも私は、これからは遊びや環境の中から、「感性を磨く」という切り口も、非常に大事になってくるのではないかと考えたわけです。



それによって、元々ある世界屈指の技術力と知性に、高い感性が加わり、この国が今まで以上に世界に誇れる美しい国になるのではないかと思うわけです。

(むしろ、戦前は自然にそれが出来ていたのかもしれませんが)



DSC00125.jpg




それはまさに知性重視の教育から、知性と感性とのバランスの取れた教育への転化です。



しかし、実際それらは学力テストのように明確な基準や評価などはありません。



ですから皆さんには、「曖昧で教育としては成り立たない」「どうやったら良いかわからない」そう思われがちです。


それでも私は、その評価が無いものこそ、これからの子供たちにとって最も重要なことではないかと思うのです。



むしろ理性や合理性のもと、基準と評価と比較で子育てをしてしまえば、それこそ子供の持つ柔軟性や創造性といった才能を潰してしまいかねません。



自由に創造し、感性豊かな発想で、「物事を総合的に俯瞰する思考力」(私はそれをマクロ脳と勝手に呼んでいます)を身につけることこそが、これからの子供世代に必要な力なのではないでしょうか。




DSC09653.jpg




そのためにはまず、社会の基礎である家庭内において私たち親が、「デザインやアートを子供と一緒に考え、遊び、学び、愉しむ」ということを実践していく必要があると思うのです。(自然が多い環境の場合は、それこそ自然にそういったことを学んでいくのでしょうけど)



こうした私の考えや活動に賛否はあるかと思いますが、少しでも皆様の参考になればと思ったことが、デザインパパ誕生のきっかけとなったのです。



まだまだ微力ですが、ここで紹介するデザイン家具を通じ、そうした考えが広がりを見せる事を切に願っています。




記事に賛同していただけた方は、
ブログランキングに参加していますので、よろしければ、
ぽちっと下のバナー↓↓↓(北欧モダン)
を押して下さい。大変励みになります♫


にほんブログ村 インテリアブログ 北欧インテリアへ
にほんブログ村



cover with earthのスタッフブログ
カバーウィズアースブログへ



他の方のインテリアブログに飛べます↓↓↓
にほんブログ村 インテリアブログへ



【web掲載のお知らせ】

HOME'S PRESS『センスをDIY。デザイン家具の魅力に迫る①』本物を知ろう

HOME'S PRESS『センスをDIY。デザイン家具の魅力に迫る②』フィンランドのDIY


デザインパパの活動については、こちら
「デザインパパの活動」

『現在のランキング順位はこちら』


Posted by デザインパパ カーツ on  | 0 comments  0 trackback

アルヴァ・アアルトNo69(100)


いままで十数年に渡り、多くのデザイナーズチェアに触れ、コレクションしてきたのだけど、結局、最後はこの椅子だよな、と思う物が三本ある。



それは先日紹介した『イルマリ・タピオヴァーラのドムスチェア』 と、『アルヴァ・アアルトのStool60』 、そして今回、記念すべき100アイテム目に紹介するアルヴァ・アアルトのチェアーNo69だ。



名称未設定 33



DSC00188.jpg




もうずいぶん前のことなのだけど、友人である北欧家具Taloの山口氏と、「最後は極上の60と69さえ持っていれば他は何もいらないよね」と話したことがある。



それからも数多くの椅子を使い、集めてきたけれど、結局あのときの言葉通り、僕にとってStool60とNo69を超える椅子は残念ながら存在していない。



では、なぜこんなにシンプルで、一見どこにでもありそうな椅子が、他の名作家具の追随を許さないほど魅力的なのか。



1.jpg



その理由を考えると、様々な理屈が出てくるのだけど、そんな理屈では測れない何かがNo69にはあるわけで、結局、「使ってみた人だけがわかる」というのが、一番の答えなのではないかと僕は思っている。




まあ、そうは言っても、多少の理由を皆さんも知りたいに違いない。




そこで、このNo69の一番の魅力というものを僕なりに考えてみた。




DSC0021111.jpg




その答えは、「気取らない気品」だ。



人間でも、物でも、この気取らない気品というのは、一番高貴であると僕は思っている。


自然に生活に馴染み、その人に馴染み、尚かつ常に品格が保たれている。こんな椅子はなかなかあるようでない。



それだけに、使い手も身構える事なく自然に座れ、それでいて決して使い手の品性を失う事がないわけだ。



DSC0015811.jpg




また、その気品は時の経過と共に、まるでワインのように熟成していく。



もちろん、そのワインも、良い環境で育ち、良い素材であり、良い製造方法だからこそ熟成させたときに価値が上がるわけだが、まさにこのNo69は、その条件を全て兼ね揃えていると言っても過言ではないのだ。




しかし同時に、それはその味わいや魅力を感じる事の出来る舌も必要となり、その舌を得るためには経験が必至だ。




だからこそ、結果的に「使ってみた人だけがわかる」という答えになってしまうのかもしれない。



もしも、このNo69を目にする機会があった時、そんな見方をして頂けたら嬉しく思う。



記事に賛同していただけた方は、
ブログランキングに参加していますので、よろしければ、
ぽちっと下のバナー↓↓↓(北欧モダン)
を押して下さい。大変励みになります♫


にほんブログ村 インテリアブログ 北欧インテリアへ
にほんブログ村



cover with earthのスタッフブログ
カバーウィズアースブログへ



他の方のインテリアブログに飛べます↓↓↓
にほんブログ村 インテリアブログへ



【web掲載のお知らせ】

HOME'S PRESS『センスをDIY。デザイン家具の魅力に迫る①』本物を知ろう

HOME'S PRESS『センスをDIY。デザイン家具の魅力に迫る②』フィンランドのDIY


デザインパパの活動については、こちら
「デザインパパの活動」

『現在のランキング順位はこちら』



Category : 家具
Posted by デザインパパ カーツ on  | 0 comments  0 trackback

いよいよ100アイテム目!



DSC00106 のコピー



いよいよ、節目である100アイテム目になります。



このブログを始めるにあたり、僕が実際に使ってきて良かったと思えたアイテムを幅広く紹介し、少しでも読者様の参考になればと考えていました。



また、僕がそれらを使う事で学んだ事、経験した事が、何かの形として、皆様の生活を豊かにすることが出来るのであれば、微力なりに頑張りたい、そうとも思っていました。




そしてまずは100アイテムを目指して紹介しよう、そう決意してから、こうして約一年間続け、100アイテムまで来られた事は、正直感慨を覚えます。




このことが、どれほど皆様のお力になれたかどうか、いや、そんな考えを持つ事すら傲慢かもしれませんが、小さな第一歩として、日本というインテリア後進国の中で、僕が貢献できることがあるのであれば、今後も努力をし続けて行きたい、そう考えています。




DSC07536.jpg




そして何より100アイテム目ということで、もちろん、僕自身が一番思い入れが強く、また一番気に入っている物を紹介したいと思います。




おそらく、勘の鋭い読者様は、僕がどんなアイテムを紹介するのか、察しがついているかもしれませんが、そのアイテムは、このブログを始めた当初から、100回目はこれだと決めていたものです。




そしてそんな100回目にふさわしい?アイテムは次回、乞うご期待!!





PS

今後、いくばくかでも、皆様の美しい暮らし、しいては日本の美しい文化が子ども世代に継承されることを願いつつ、厚かましいようですが、皆様にもこの活動を応援して頂けたら嬉しく思います。



                             

                               デザインパパ カーツ





記事に賛同していただけた方は、
ブログランキングに参加していますので、よろしければ、
ぽちっと下のバナー↓↓↓(北欧モダン)
を押して下さい。大変励みになります♫


にほんブログ村 インテリアブログ 北欧インテリアへ
にほんブログ村



cover with earthのスタッフブログ
カバーウィズアースブログへ



他の方のインテリアブログに飛べます↓↓↓
にほんブログ村 インテリアブログへ



【web掲載のお知らせ】

HOME'S PRESS『センスをDIY。デザイン家具の魅力に迫る①』本物を知ろう

HOME'S PRESS『センスをDIY。デザイン家具の魅力に迫る②』フィンランドのDIY


デザインパパの活動については、こちら
「デザインパパの活動」

『現在のランキング順位はこちら』


Category : 未分類
Posted by デザインパパ カーツ on  | 0 comments  0 trackback

スコープ別注のドムスチェアについて



名称未設定 1



いよいよ、スコープさんが別注でハニー&ウォールナットのドムスチェアを復刻させますね。


以前、Facebookでのやり取りで、スコープ社長さんから、僕のブログに載っていたツートンドムスを見て、「これ、僕も持ってます。このドムスを別注したいんですよね」と聞かされていました。



しかし、本当に実現させてしまうとは、さすがスコープさん。(別に僕はスコープさんの回し者ではない)笑



こちらが以前のドムスを紹介したブログ
『イルマリ・タピオヴァーラのドムスチェア(51)』


aaa.jpg




ちなみに僕は、ダイニングチェアであれば、アアルトの69チェアか、このドムスチェアが一番ではないか、そう思っているほどのドムスファンで、お客さんにも散々勧めてきました。



何より、このドムスチェアが優れている所は、長時間の使用にも耐えうる座り心地の良さ。



横を向いても良し、だらっと腰掛けても良し、勉強椅子としても良しと、その多様性は、他に類がないと思うほどです。



domusu3.jpg



また、どこか田舎臭さがあるのだけど、それが温もりというか、暖かさを感じ、使えば使うほど愛着が沸いてきます。



こんなに素晴らしい椅子なのに、なぜ今までスポットが当てられてこなかったのだろうか?と不思議で仕方がなかったのだけど、今回こうして、スコープさんの手によって、陽の目を見る事が出来たのは、いちドムスファンとしては嬉しい限りです。




domusu.jpg




正直、スコープさんの見る目の確かさと、それを実際にモード(流行)に乗せてしまう手腕には、いつもの事ながら頭が下がる思いです。



もちろん、ヴィンテージにこしたことはないのだけど、こうして復刻されたドムスが、今一度見直され、多くの人々の手に渡る事は本当に素晴らしい事だと思います。





記事に賛同していただけた方は、
ブログランキングに参加していますので、よろしければ、
ぽちっと下のバナー↓↓↓(北欧モダン)
を押して下さい。大変励みになります♫


にほんブログ村 インテリアブログ 北欧インテリアへ
にほんブログ村



cover with earthのスタッフブログ
カバーウィズアースブログへ



他の方のインテリアブログに飛べます↓↓↓
にほんブログ村 インテリアブログへ



【web掲載のお知らせ】

HOME'S PRESS『センスをDIY。デザイン家具の魅力に迫る①』本物を知ろう

HOME'S PRESS『センスをDIY。デザイン家具の魅力に迫る②』フィンランドのDIY


デザインパパの活動については、こちら
「デザインパパの活動」

『現在のランキング順位はこちら』

Category : 未分類
Posted by デザインパパ カーツ on  | 0 comments  0 trackback
該当の記事は見つかりませんでした。