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design papaカーツの暮らしのいろは |

ジョージネルソンのアイクロック(92)


目は全てを物語る。なんて言葉もあるように、その人の表情や生きてきた軌跡のようなものが映し出されているように思えて、僕は必ず相手と話すときには目を見るようにしている。


また、僕自身も、「目」に関するデザインやアートが大好きだ。



そんな「目」を時計で表現しているのが、ジョージ・ネルソンのアイクロック。



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その名の通り、目の形をした時計だ。




それにしても、このジオメトリックな造形の中に、不思議と愛くるしさというか、コケティッシュな表情を感じるのは僕だけだろうか。



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このデザインが生まれたのは、1900年代半ば。



いわゆるミッドセンチュリーの時代なのだが、きっと、当時彼らが思い描いた21世紀というものが、ただ単に技術や科学といった形而下的な発展だけではなく、人間の持つ、「感情」というものに目を向けていたことで、こういったコケティッシュさが生まれたのではないだろうか。



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今では、感情を持つロボットなどというものが出てきてはいるが(賛否もあるだろうが)、ある意味、このデザインや時代は、そういったものを生み出す想像のハシリだったのかもしれない。




ちなみに余談なのだけど、アイクロックの下の出窓のような場所、実はあれ、建築家の筒井さんに、「窓の無い窓を作りたい」という要望で作って貰ったもの。



実は、この位置は北側で、光も余計な景色も必要では無かったのだけれど、かといって南から北へ抜けるという風の通り道の関係上、窓を作らなければならず、そういった要望を出した所、筒井さんのアイデアで、壁の中に窓を造るという凄いアイデアで解決してもらったものなのです。




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Category : 時計
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アーティストだなんて名乗れない?


歌手の桑田圭祐さんにまつわる、こんなエピソードがあります。


某ラジオ番組で、桑田さんが司会者に、「今週のアーティストは桑田圭祐さんです」と紹介された際に、桑田さんは「おれはアーティストじゃなくて歌い手だ」と答えたというのです。


この話を聞いて私は、桑田圭祐さんこそ本物のアーティストだな、と思わず頷いたのを覚えています。


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では、なぜ彼は自分のことをアーティストではなく、歌い手だと、わざわざ訂正してまで言ったのでしょうか。


普通に考えれば、日本の歌謡界を長年に渡って牽引してきた彼の功績からしてみて、誰の目からもアーティストと呼ぶに相応しいように思えます。


それでも彼があえてそういった表現をしたのは、実は彼がアートの深さを誰よりも理解していたからではないかと思うのです。


だからこそ、「おれなんかがアーティストを語るのは早い、歌い手で十分だ」と考えたのでしょう。



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さらに深読みすれば、彼にとってアートとは神聖な領域であり、業界内で、アートやアーティストという言葉や肩書きが乱立し、軽率にそれらを名乗る人々があまりにも多いことに対して警鐘を鳴らす意味も隠されていたのかしれません。



また、これはなにも音楽業界だけの話ではないと思うのです。



私が長年関係してきた美容業界でも同じように、アートディレクターやクリエイティブディレクターなどといった肩書きを持つ方も多くいます。



それらも同様に、本当のアートやデザインが理解できていれば、そのようには名乗れない(恥ずかしくて)のではないかと思うのです。


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デザインとは何か、アートとは何か、僕はこのエピソードを聞いて、そこに真剣に向き合うようになったように思います。



※もちろん、私のブログタイトルもしかり、デザインやアートという言葉は、今や広義的に使われているものなので、それらを否定するものではなく、あくまで狭義的な意味においての主観ですのでご了承くださいませ。




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Autometerのタコメーター(91)


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我が愛車の61年式ビートルには、マニュアル車にも関わらず、タコメーターがついていない。


なので、後づけで付ける事になったのだが、そのときに友人でありアメリカデザイン大好きな車屋さんに、ごり押しされたのが、このAutometerのタコメーター。


個人的には、あまりアメリカンなデザインは好みじゃなかったのだが、結局、その押しに負けて取り付け、かれこれ10年以上が経つが、なんだかんだ気に入って未だに使っている。


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正直、女性受けはしないかもしれないが、この、なんとも男心をくすぐる機械的で無骨なデザイン。



決してスピードが出る車でもないのだが、なんだかこれだけで速そうに見えるから不思議なものだ。


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インテリアでもヘアスタイルでも、それこそ人間でも、中身はもちろん大事なことだが、初めは見た目重視でも、その後に中身が伴えばそれはそれで良いのではないか。




きっと壊れるまで、このAutometerのタコメーターは使い続けたとき、漠然とでもその中身の良さがわかればいいな、と今は思っている。





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Category : 愛車
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ファビオ・ノヴェンブレのNEMO(90)


4年ほど前のミラノサローネで、driade社から発表されたファビオ・ノヴェンブレの新作に、僕は度肝を抜かれた。

「NEMO」と名付けられたそれは、圧倒的なボリューム感に、強烈な個性を放っていた。



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ファビオはこの作品に人間の「陰」の部分を表現したという。


その彼の想像から生み出された「NEMO」は、もはやデザインの枠を超え、芸術というにふさわしかった。



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これはぜひ欲しい、そう思い、すぐに調べてみたのだが、残念ながら、国内ではまだ販売ルートが無い。



しかし、手に入れたいという思いは膨らむばかり。



結局、代理店を通し、個人輸入をすることに決めたのだ。



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数ヶ月後、自宅に届いたそれを観て、僕はその圧倒的な存在感に言葉を失った。



何より、観ていて気味が悪いし、夜になれば尚更その不気味さは増す。



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しかし、そんな人を気味悪がらせる椅子などこのNEMOの他にあるだろうか。




岡本太郎の「芸術は美しくあってはならない」という言葉が、まさにこの椅子に当てはまっているようにも思えた。



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もちろん、デザインという観点からは、決して褒められる物でもなく、多くの人々に支持されることもないだろう。



それでも、そういう世界観というものを作り出したNEMOはまさに我が家の顔であるし、これがあることで我が家の空間だな、とも思えるのだ。




現代の合理的な計算や設計では決して見えないものを、僕はこのNEMOを通して見た気がする。





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Category : 家具
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ittaraのティーマ(89)


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※ローストポーク キャロットとホワイトバルサミコのソース 


料理はお皿が全てとは言わないけれど、お皿の重要性は極めて高いのは事実。



我が家で使っているメインのお皿は、以前紹介したビレロイ&ボッホのお皿なのだけど、最近、それに取って代わりつつあるのが、このittaraのティーマ。



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※ポルチーニのクリームコロッケ


シンプルかつ、コストパフォーマンスに優れていて、それでいて使い回しが利くものだから、ついつい手にとってしまいたくなる。



我が家のティーマは23cm。色はレッド、ブルー、ブラック、グレーの4種類。



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※自家製生パスタ エビとカニのトマトソース



料理のテイストによってそれぞれを使い分けられるので、とても便利であるし、今日はどれを使おうかなどと考える時間も好きだったりする。



このティーマのように、最後はシンプルな所に落ち着くのかな、というのもあるだろうし、時には遊びたくなるときもある。



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※唐揚げ黒酢和え


調理や盛りつけももちろん料理の愉しさだけれども、こうしてお皿と向き合う愉しさというのも、料理の醍醐味の一つかもしれない。



「まずはお皿から入る」



それも料理を好きになるきっかけとしては悪くないかもしれない。




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イルマリ・タピオヴァーラのマドモアゼル(88)



座った瞬間に、今までにないスケール感を覚え、驚いた椅子がある。

それがフィンランド巨匠、イルマリ・タピオヴァーラがデザインしたウィンザーチェアのマドモアゼルだ。



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この椅子のロッキングタイプは以前から保有し、その座り心地は知っていたのだけど、このタイプはロッキングに比べ座面が低く、また角度が浅く、そのせいもあって、同じマドモアゼルでも全く違う座り心地だったのだ。



見た目の美しさは、さすがはマドモアゼルと名付けられただけあって妖艶で美しく、洗練されている。



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また包み込まれるような背もたれに、絶妙に調整された角度を持つ座面、さらには、その高さがこれまた絶妙すぎる。



ラウンジタイプでここまでの完成度はなかなか類を見ないのではないか。



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個人的な感想だけれど、イームズのLCWやウェグナーのスリーレッグチェアよりも上ではないかとさえ思う(もちろん、好みもあるが)



そんなマドモアゼルを、より多くの人に座ってもらいたいと思い、お店の待ち合いスペースに置くことにしたのだが、案外そんな僕の熱い思いとは裏腹に、お客さんの反応は薄かったりする。




僕が単なる椅子マニアだけあって、ちょっと贔屓目になってしまったのかな、と自問自答する一方で、稀に、「この椅子良いですね?」と声を掛けてもらえるのが結構嬉しかったりする。



もちろん、家具選びなんてものは、それぞれの価値観だから、押し付けたりする気は全くないのだけど、それでも人に薦めたくなる魅力を持っているマドモアゼル。



ぜひ、騙されたと思って座ってみてほしい一脚です。



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フィンランドでは九歳から義務教育で建築、デザイン、アートを学ぶ



驚くなかれ、日本の義務教育ではセンスを磨くプログラムは皆無と前回のコラムで話しましたが、なんとフィンランドでは九歳から義務教育で建築、デザイン、アートを学んでいるのです。


ちなみに近年この国の学力が低下したといったニュースをよく耳にしますが、フィンランドの学力は常に世界トップレベル。多くの有能なデザイナーや建築家なども輩出しています。


ではなぜフィンランドでは、そのような幼いときから建築を学ぶのでしょうか。実は、非常に理にかなっている理由があるのです。



一般的に、生涯で一番お金を使うものはなんでしょうか。よほどの金持ちではない限り、ほとんどの人が賃貸、持ち家問わず、住居に一番お金を使っているはずです。




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photo by taro yamaguchi


フィンランドは資源、人口が乏しく、元々決して裕福な国ではありませんでした。ですから、いかに効率よくお金を使うかを様々な分野で考えてきたのです。



その一環が義務教育の中での建築教育であり、生涯で一番お金を使う分野にはしっかりとした知識をと考えたのでしょう。



また、衣食住という人が生活する上で欠かせないものに対しての教育は、その個人や国家観、文化、センス、そういったものにも大きく影響を及ぼします。



それらに対して、しっかりとした教育が根底でなされているフィンランドは、結果、決して裕福とは言えない経済状況下でも、町並みは整然とし、美しく、またどの家にも代々受け継がれてきた美しい家具や名作家具が、当たり前のように使われてきたのです。



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photo by taro yamaguchi


それに比べ、日本はどうでしょうか? 子供が産まれ、アパートの部屋が手詰まになり、さあ家を購入しようと本屋に赴き、インテリア雑誌や建築雑誌を漁り、にわか知識で一年後にはあら家が建ってしまうという人たちが余りも多いこと。


それでは当然、良い家が建つわけもなく、「家は三回建て替えないと気に入った家は出来ない」などと開き直っている人まで出てくる始末。



これではいくらお金があっても足りません(足りればそれでも良いかもしれませんが・・・・・・いやいや、良くない良くない!)



さらにフィンランドと日本の大きな違いは、デザインに対する意識の違いです。日本人は素材にはお金を払っても、デザインにお金を払うという習慣があまりありません(そういった教育がされていないので当たり前ですが)





ですから、物を選ぶ時には、良い素材かどうかの判断はしても、良いデザインかどうかは二の次なのです。



この国で建築家に家の設計を依頼する人が少ないのも、やはりデザイン料を支払うのは無駄だと思っている人が多いからではないでしょうか。



このように、デザインにお金を払うという習慣の無い日本に対し、フィンランドではデザインは非常に価値のあるものであり、そこでは決して妥協などはしません。



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photo by taro yamaguchi



また、そういった良いデザインには敬意を払い、値切り交渉などもしないのです。これもフィンランドが幼い頃からそういった教育を長年に渡って行ってきた成果なのでしょう。




補足ですが、友人の北欧家具バイヤーに聞いたところによると、フィンランドへ行くと、フリーマーケットで、多くの名作家具や食器などが当たり前のように売られているというのです(まあ、それだけ良いものを使うという文化が、国民すべてに浸透しているということなのでしょう)



日本はと言えば、失礼かもしれませんが、正直ガラクタ市場になってはいないでしょうか。



当然、名作家具が路上に並ぶなどといった光景を見たこともありません。



いつの日か、日本も意識が変わり、フリーマーケットにも、そのような家具が並ぶ日が来ることを願うばかりです。




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