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design papaカーツの暮らしのいろは |

猫足のソファー(87)


モダンデザインが主流の我が家において、異色な存在なのが、この猫足のソファーだ。


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こいつとの出会いは15年以上も前のこと。



以前、勤めていた美容室の待ち合い室に置かれていたこのソファーが、店内改装のために不必要となったことで、僕が譲り受けたのだ。



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その頃はまだモダンデザインの知識が無かったこともあって、このアールヌヴォーテイストのソファーがとても新鮮で気に入っていた。




それから様々なモダンデザインが我が家を彩るようになってからも、なぜか僕はこのソファーだけは手放せないでいる。



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決して高級なソファーなわけではない。使い古し、だいぶガタもきている。



それでも、このソファーには長年使ってきた愛着がある。またモダンデザインの中において、あえての「ハズシ感」があって面白いとも思う。



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もちろん、統一感という面においては、決して正しい選択ではないと思う。


それでも、こういうちょっとした自分の歴史のようなものが部屋の一部になることで、空間に個性が生まれるのではないだろうか。



僕は、案外、「綺麗すぎない」「美しすぎない」「決めすぎない」そんな空間が好きだったりするのかもしれない。





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阪和の扇風機(86)


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梅雨が開け、ようやく本格的な夏が到来。



そんな暑い夏でも、僕は極力、エアコンを使いたくないと思っている。



そんな僕にとって必需品なのが扇風機だ。



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扇風機と言っても、最近は様々な種類や形があってとても面白い。




意匠重視か、機能重視か、それとも価格重視か。



一昔前からしたら、これほど選択肢が増えたものもなかなかないのではないか。




そんな僕が寝室に選んだのが、阪和のステンレス扇風機。



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我が家のほとんどの家電が海外製なのだが、、今回日本製を選んだ最大の理由はそのバランスの良さ。




意匠的にも海外ものと比べて遜色ないし、タイマーや強弱の調整、首フリにお休みモードと、まあ機能は海外製の比じゃない。



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おまけにそんなに値段も高くないと来たら、「おっ日本製もやるな!」と思わず頷いてしまう。



正直、まだまだ日本製は海外の意匠には勝てないけれど、こうして少しづつ追いついてくれば、機能では絶対に負けない日本製を選ぶことは、今後も十分に増えてくると思う。





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家を建ててからでは遅い?


「家を建ててから良い家具が購入したい」「引越しをしてから良い家具を揃えたい」そう思っている方は意外と多いのではないでしょうか。


しかし、それには意外な盲点があるのです。


例えば引っ越してから家具を揃えようと考えていても、いざ引っ越してみると引っ越し代やら、敷金礼金、前家賃、家電などの出費がかさみ、意外と家具にまでお金が回らないものです。


その結果、とりあえず生活をするのに必要だからと言って、安かれ悪かれのものに手を出し、それらを捨てられず、いつまで経っても美しいものに買い換えられないという悪循環に陥ってしまいがちなのです。




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photo by sato yoko


まして家を建ててからと思っている方は余計です。



それこそ家を建てるとなれば、大変なお金が必要です。



当初の予定よりも予算がオーバーしてしまい、家具にお金を回せなくなってしまったなどという方も大勢いるでしょう。



また、いくらおしゃれな部屋や家にしたいと願っていても、誰でもいきなりはできません。


よほど持って生まれたセンスが良かったり、暮らしてきた環境が良くない限り、センスを磨くには時間と労力が絶対に必要だからです。



それらの過程を無視して、おしゃれな家を建てることなどできないのです。


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photo by sato yoko


例えば今まで使ってきた家具が美しいものとは程遠いとしましょう。



それらを選んで、見てきたセンスが突然良くなることはありませんよね? むしろ、それらのセンスに毛が生えた程度の家になるのがおちです。



また、住んでからお金の問題が解決でき、名作家具を購入できたとしても、もし、それらのセンスで建てた家に、美しい名作家具を置いたとしたらどうでしょうか? 



もちろん名作家具はそれなりに映えるでしょうが、本来の家具の良さを生かしきっているとは言えない状態であることは間違いありません。



また、運良く優秀な建築家などに巡り合い、依頼できるということもあるかもしれません。



しかし、それまでに本物の家具を使ったことがなければ、その建築の良さと価値をきちんと理解することはできないのです。



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photo by sato yoko


インテリアでは、大きなものは後回しと書きましたが、その一番大きなものは、まさに建築であり、小さなものから少しずつセンスを磨き、そして徐々に大きなものへと移行していったその集大成こそが家なのです。



今はアパート暮らしだから、そんな良い家具があっても合わないと言わずに、合わなくても、いずれそれに合う家に住むことを夢見て、その日のためにセンスを磨き、良い家具を集めておくことが重要なのです。



そうやって来るべき日に備えておけば、そのときに余計な家具を買い足す必要も少なく、それらのお金を美しい家のために使えるようにもなるのです。



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photo by sato yoko


ちなみに僕は、家を購入する以前は、家賃四万円の築四十年以上のアパートに住んでいましたが、そのときに使用していた家具たちは、今の家の中にあっても遜色のない美しいものばかりです。


いや、むしろ、それらに合わせて家を設計してもらったと言っても過言ではありません。



ですから、まずは小さなワンルームのアパートでも構いません。ちょっとずつ美しいものを選び、使い、そして最後に理想とすべき家というのを意識していけば、必ずそれは現実になります。



何事もプロセスは大事です。階段を飛ばして上がっても、最後は飛ばした場所へと戻らなければならないものなのです。




それが手遅れになる前に、今一度、しっかりと地に足をつけ、地道に美しい暮らしに向かって上っていくことをお勧めします。






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イルマリ・タピオヴァーラのピルッカチェア(85)


DSC00419 のコピー




北欧系で一番可愛い椅子は? と聞かれたら、きっと僕はイルマリ・タピオヴァーラのピルッカチェアと答えるかもしれない。



華奢で可愛らしいフォルムは、1950〜60年代のフィンランドの狭小住宅事情に配慮した結果に誕生したデザインだ。



同じように日本も高度経済成長期へと突入し、核家族用のアメリカ型LDK住宅が大量に建設されたわけだが、当時の日本にはこういったデザインは一切誕生しなかった。




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しかしなぜフィンランドでは出来て、日本では出来なかったのか?




それはきっとデザインや美意識に対する文化、伝統の差なのだろう。




何事もそうなのだけど、センスや文化が、一晩で身に付くはずもなく、長い間、世代を超えて構築しなければならない。




こういうデザインが、フィンランドには既に60年も前にあったというのは、それ以前から人々が意識し、伝統、文化を守り続けてきた結果でもあるわけだ。




何でも欧米を見習えばいいとは、まったく思わないけれど、文化や伝統を大事にする意識や姿勢は、僕らも見習った方がいいと思う。


DSC00460 のコピー



やや話は逸れてしまったけど、このピルッカチェアには、一切、ネジや釘が使われていない。完全なはめ込みだけで作られた椅子なのだ。それ故に、長年使っていても、劣化は少ない。



これもまた、フィンランド人が、長く椅子を使い続けたいという現れであり、イルマリ・タピオヴァーラも、そこを意識してデザインしていたことが良くわかる。



写真のピルッカチェアも製造から50数年は経っている。



さすがに、これだけ古い物になれば、ゆるみやヒビも出てくるのだけど、そういうのを直しながら使って行くというのは、案外愉しいものなのだ。




近年ではなかなか状態の良いものが安価で手に入りづらくはなったけれど、特に若い人たち、子供たちには、こういう椅子にぜひ触れてみてほしいと思う。




きっと本物に触れる以上の情操教育はないと思うから。





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岡本太郎の犬(84)


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リサ・ラーソンの陶器もそうなんだけど、岡本太郎の作品のフィギュアも又、見慣れれば見慣れるほど、可愛く見えてしまう。


まあ、一言で言えば恋愛もインテリアも、「慣れは怖い?」という事なのかもしれないが。





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この岡本太郎の「犬」も、一見、犬には見えない。得体の知れない動物のようで、それでいて愛着が沸く顔立ちだ。




何とも不思議な魅力を持っているこの犬だが、我が家では僕の書斎にあるアルヴァ・アアルトブックシェルフの上に鎮座させている。



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北欧の巨匠と日本の異端児的芸術家の異色のコラボと言えば大げさかもしれないが、同じ時代に生きながらも、その接点をまるで持たなかった二人の天才が、このような形で一緒の空間に並ぶというのは、とても興味深く思えるのは僕だけだろうか。




よく、本物に時代も場所もジャンルも関係ないと僕は言ってきたけれど、さすがにこの組み合わせで違和感が無かったのは正直、意外だった。



最近は、ここにリサ・ラーソンの「ネコ」あたりを持ってきたらどうなるんだろうか?などと想像してみたりしている。





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料理はレシピを見ない(番外編)


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※ コーンビーフのハーブ&オリーブオイル漬け


僕は基本、レシピというものを見ない。


もちろん、ある程度、何が入っているのだろうか? とか、どんな手順なのか、というのは見る事もある。



しかし、レシピにこだわりすぎると、ちょっとした応用も利かなくなり、レシピを見ないと何も作れなくなってしまいがちだ。



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※ イクラとホタテと春キャベツの和え物


あくまでレシピは、方向性を示すもの。その程度で十分だと僕は思っている。



もちろん、僕は料理のプロではないので、プロからすれば、「料理を舐めるなよ!」とお叱りを受けるかもしれない。



しかし、プロだろうが、素人だろうが、どうせ毎日食事を作り、食べなければならないことには変わりはない。



だったらより美味しいものを、美しく普段から食せるにこしたことはないし、現実的には、残り物などでちょっとした物をオシャレに作りたいとも思うだろう。



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※ 熟成ポークのグリル キャロットソース 柚子乗せ 



それには、やはりレシピはあくまで参考程度に。あとは自分で工夫しながらというのが良いと思うのだ。



もちろん、時には失敗することもある。お酒を飲んでしまい、塩加減がわからなくなる事もある。



でも、そんな失敗があるからこそ、成長するわけで、レシピに頼れば、失敗もしない変わりに成長もしないと思うのだ。



みなさんも失敗を恐れず、思ったように作ってみてはどうだろうか。



 


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