イタリア製のテラコッタ(79)
いつから置かれていたのだろうか。
お店の裏に、泥まみれになっていた、山積みのテラコッタ。
スタッフが発見し、丹念に汚れを落とすと、そこには「MADE IN ITALY」の文字が。
ずいぶん、長い事、野外に放置されていたこともあり、味も申し分ない。
誰がそこに捨てていったのかわからないけど、僕らはそのテラコッタを再利用することを決めた。
ボックスウッドの苗を買い、下に砂利を引いてから植える。
それをお店の前に並べてみた。
緑と茶色のコントラストがレトロでとても可愛い。
それにお店も緑が増えて華やかにみえる。
余ったテラコッタは自宅に持ち帰り、ピルッカスツールの横にスタッキングさせてみた。
きっと年代はずいぶん違うだろうけど、古いもの同士がとても調和していて美しくみえた。
リサイクルと言うと、ちょっと安っぽく聞こえるかもしれないけれど、誰の目にも触れず、ゴミのように捨てられていたものが、こうして命が吹き込まれ、美しく蘇るというのは、大変素晴らしいことなのではないだろうか。
それはまるで、砂漠で拾った石ころが、美術館に飾られているみたいな感じだ。
無名な物でも、ゴミのように捨てられている物でも、使い手や、見方、使い方によって、本当に素晴らしい物になりうるということを、このテラコッタは僕に教えてくれた気がする。
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