デザインパパとは何者?(番外編)
よく僕は、皆様に「貴方は一体何者なの?」と聞かれる事が多い。
確かに僕は何者なのだろうか? 自分でも即答する事ができないでいる。
それは、職業「人間です!」ではないが、たぶん、プロフィールや肩書きなんてものは、本当は必要ないんじゃないか、と思っているからかもしれない。
ただ、それでも「デザインパパ カーツ」の活動を始めたきっかけは、子供が産まれたことで、次の世代のことを真剣に考え始めたからだ。
子供たちが、日本で生まれ、日本で育つからには、日本という国が素晴らしく、誇れる国であり、民族であってほしいという願いと、それを継承し、より良い国にしていくことは、私たち親や大人の使命であり、責任ではないかと思ったわけだ。
そこで自分に出来る事はないだろうか? と考えた時、「センス」という文字が脳裏をよぎったのだ。
日本人は世界に誇れるものを沢山持っていると思う。頭が良く、礼儀正しい。また謙虚で仕事も真面目に取り組む。技術力にしても日本はまだまだ世界のトップクラスだろう。
しかしセンスはどうか? 正直、欧米に遅れをとっているように思えてならなかった。
それは戦後の教育の中や、高度経済成長期の中で、アメリカ式の「捨てる文化」を植え付けられ、自国の伝統、文化、歴史を軽視してきた結果ではないだろうか。
しかし、そんな日本も戦前までは、伝統、文化、歴史を重んじ、日本人独自の「センス」が確かにそこに存在していたわけだ。
僕はその日本人独自の「センス」を取り戻し、また現代に順応した形で未来に繋げられないか、そんな壮大なことを考えたのだ。
もちろん、そんな壮大なことを僕一人の力で出来る訳もないことは重々承知している。
しかし、僕がそれを発信することによって、一人でも多くの人が、そういったことに賛同して頂ければ、こうした活動も無意味ではないのではないか、と思うのだ。
そして、もしそんな日本人が増えていけば、今までの日本の良い所に、新たに「センス」が加わって、世界に誇れる素晴らしい国を次世代に継承していけるのではないだろうか。
そんな思いを抱きながら、僕の活動は、「どうすれば良いセンスが身に付くのか」、「どうすればそれを未来に継承していけるのか」、そんな話をデザイン家具や小物を介し、皆様にさせて頂いているわけだ。
小さな積み重ねかもしれないし、地道な活動かもしれないが、これからもこんな僕を見守って頂ければ幸いです。
デザインパパ カーツ
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「北欧雑貨&インテリアの取材」(番外編)