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design papaカーツの暮らしのいろは |

KAJ FRANCK【カイ・フランクへの旅】




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久々におすすめの本の紹介です。


KAJ FRANCK【カイ・フランクへの旅】
”フィンランドデザインの良心の軌跡をめぐる” 小西亜希子:著 


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カイ・フランクと言えば、言わずと知れたキルタシリーズやその後継のティーマがあまりにも有名。



これらはカイ・フランクを知らずとも、北欧好きなら一度は目にしたことのあるキッチンアイテムではないでしょうか。



シンプルなデザインほど難しいと言われる中、カイ・フランクは「色は唯一の装飾」とし、普遍的かつ、人々の生活にとけ込むシンプルデザインを世に多く輩出してきました。



それら、カイのデザインは、時代を超え、国境を超えて人々に愛され、今もなお、輝きを失せてはいません。





そんなカイ・フランクの生い立ちや人間性、思想などが余すところなく描かれた内容は、一見の価値ありです。






ちなみにこの本には、僕にカイ・フランクを教えてくれた友人、【北欧家具talo】の主宰、山口太郎氏もインタビュー記事で載っております!




ぜひ一度手に取ってみてはいかがでしょうか。




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西部邁の本(109)


久々に本の紹介です。



以前、多読はむしろ害であって、精選することの重要性を書きました。

「本を読むと馬鹿になる?」


僕自身も、常にそこを意識しながら本を選び、読むのですが、その中でも、西部邁氏の著書には特別な思いがあります。



DSC02021 のコピー




まず、西部邁氏の本は、どれを読んでも内容が深く、読解難易度が極めて高いのです。



それ故に、自分の知性、経験を総動員して、ようやく全体の2割ほどを理解する、いつもそんな程度になってしまいます。



普通なら、その地点で敬遠し、再び西部氏の本に手を伸ばそうとは思わないでしょう。



しかし、その理解した(つもりかもしれませんが)2割は、理解出来なかった8割が、どれだけ自分の成長にとって重要な事なのか、ということを教えてくれているようにも感じるのです。



同時に、それを理解できない自分自身の未熟さに、もどかしさと悔しさも覚えます。



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筋トレでも、何でもそうでしょうが、自分の能力内での努力というものは、さほど自分の成長には繋がりません。


自分の限界を超えているものに挑戦してこそ、成長の糧になるのではないか、そう思うのです。


「読書百遍義自ずから見る(どくしょひゃっぺんぎおのずからあらわる)」(どんな難しい本でも、繰り返し読むうちに自然と理解出来るようになること)ということわざがありますが、いつの日か、西部邁氏の言わんとする事の大部分を理解できるようになりたい、また、そうなったときの自分に出会ってみたい、そう思います。



ちなみに、西部氏の本の中でも、「保守誕生」は佐伯啓思氏、西田昌司氏との対談形式になっており、他の著書に比べ、読みやすいのでお勧めです。



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ロバート・メープルソープの写真集(50)


写真とは芸術なのか美術なのか、はたまたそれ以外の物なのか。


このロバート・メープルソープの写真集を、日本の出版社であるアップリンクが出版しようとしたとき、まさにそんな論争が沸き起こった。


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その一番の争点は、この写真が、わいせつ物か芸術なのか、という点だった。



それは裁判にまで発展し、アップリンクの大変な努力の甲斐もあって、メープルソープの写真は芸術として認められ、出版できる運びとなった。



以前、日本人はデザインにお金を払う習慣がない、と書いたが、芸術に関しても同様に、それを理解しない(もしくは理解しようとしない)日本人が非常に多いように思えてならない。



でなければ、この写真集をわいせつ物として捉える事などありえないからだ。


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実際にこの写真集を見て頂ければ、その芸術性の素晴らしさがすぐにわかると思う。




特に、華や人物の描写は息を呑むほど繊細かつ緻密で、美しさを極めた世界観で溢れている。



これをわいせつ物と判断した当局のセンスの無さに、正直辟易してしまうが、メープルソープのベスト盤とも言えるこの写真集が、日本で手に入ることになったことは本当に喜ばしいことだった。


当然、僕も出版されると同時に予約して買った。特典として、ミニポスターも付いていて、それを僕は額にいれ、今は店に飾っている。


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そこにメープルソープの写真が存在するだけで、湧き出るような美しさで周囲を覆うのは、彼がゲイであったことや、美に対する異常なほどの執着が根源にあったからなのだろうか。


それとも他に、彼にしか見えない世界観があったからなのだろうか。


どちらにせよ、こんな写真を撮れる写真家は後にも先にも彼しかいないのではないか、と僕は思う。



それは写真を超えた芸術の世界に他ならないのだが、人間はそういった「美しさ」を愉しめる能力が備わっているが故に、人間らしく、


またそれを感じられる事こそ人間として生きられる良さではないのか、彼の作品を鑑賞しながら、ふとそんなことが脳裏をよぎったのだった。



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建築家 宮脇檀さんの本(25)


本は、手ではなく「心で使う暮らしの道具」だと僕は考えている。


それだけに、今後も何冊か、僕が影響を受けた本を紹介したいと思う。


そして、今回紹介するのは、そんな中でも、僕の暮らしに多大なる影響を与えた、建築家、宮脇檀(みやわき まゆみ)さんの本だ。


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初めて宮脇檀さんを知ったのは、後輩からの紹介だった。



「この本、面白いですよカーツさん」と手渡されたのが、宮脇檀著書「それでも建てたい家」だったのだ。



しかし当時25歳。自分が家を建てるということを、全く想像も出来なかった僕にとっては、このタイトルは正直、心惹かれなかった。



それだけに、あまり積極的に読む気にはなれなかったのだが、あるとき暇つぶしでページを開くと、その内容に一気に惹き込まれてしまった。



それは、今まで仕事ばかりで、自らの暮らしについて顧みることをしてこなかった僕にとって、まさに目から鱗の衝撃的内容だったのだ。




それからというもの、僕は彼の本を何冊も読み漁った。



「父たちよ家へ帰れ」では、料理や食に対する意識が強く芽生え、今では休みの日、必ず自らキッチンに立ち、何時間も掛けて料理を勤しみ、愉しむようにもなったし、


「男の生活の愉しみ」では、父の居場所がトイレの中という巷のお父さん方に警鐘を鳴らすと共に、僕自身も迷うことなく、ヴィンテージアアルトに囲まれた書斎を作ることが出来た。



また、「住まいとほどよくつきあう」では、仕事で多忙な中でも、時間を有効利用し、美しい空間で豊かな暮らしを愉しむ術を学ぶ事が出来た。



まさに、宮脇さんの本は、僕が今している暮らしの根幹すべて教えてくれたというわけだ。



残念ながら宮脇さんは、もう他界してしまっているが、彼の住まいや暮らしに対する思想や哲学は、僕の中で今も脈々と受け継がれ、生き続けている。



そして、これから家を建てるという方、もう既に家がある方はもちろん、ぜひ、「家に出勤し、仕事場に帰る」といった状態にある世の男性諸君にこれらの本を読んでもらいたいと思う。







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Category : 書籍
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ショーペン・ハウエルの本(13)

言葉とはとても難しい。

思ったことがあっても、なかなかそれを言葉に変換できないものだ。

僕も若かりし頃はそんな悩みを持つ一人だった。そんなとき出会ったのが、このショーペン・ハウエルの本だった。





始めは何気なく捲っていたこの本。しかし、読み進めて行くうちに、今まで、言いたくても言えなかった表現が、次々と、明確に記されていて、あっという間に読み終えてしまった。


特に、生きる事の苦痛、苦悩との対峙、それは誰しもが少なからず感じているものだし、愛と生は切っても切れない関係にある。


それに対する答えがこの本の中に詰まっていて、読み終えると妙に心がすっきりする。


そして何より、これからの人生においていかに有意義に生きるべきかがわかってくる気がするのだ。


それからというもの、自分の中で煮詰まったことがあると、僕は必ずこの本を開く。


ある意味、僕にとって、この本は人生の教科書であり、生きるために必要な道具でもあるのだ。








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