Sexy Dynamite Londonのライダース(18)
毎年、秋が終わり、外が寒気に包まれると、いよいよこいつの出番だ。
残念ながら数年前になくなってしまったブランド、「Sexy Dynamite London」の青いライダース。
毎年、これに袖を通す度に、なぜか僕は、不思議と身が引き締まる思いがする。
僕にとって、このライダースは制服のようなものと言えば良いか、「寒いけど、さあこれから仕事に行くぞ!」という気分にさせてくれるのだ。
そんなライダースを着てから今年で9年目を迎える。
年々、皮が馴染み、味わい深くなっていくその様は、まるでヴィンテージの家具のようでもある。
もちろん、ファッションには流行り廃りもある。毎年出ては消え、数十年経って、また形を変えて流行が来る。
実際に我が家のクローゼットの中身も、入っては消えていくを繰り返している。
しかし、そんな中でも、このライダースだけは、クローゼットの中で、常に変わらないポジションにいるのだ。
ライダースのデザインは、決して時代が変わっても変わることはない。むしろ、その価値をより高めているようにさえ思える。
そしていつか、僕が着れなくなったときには、きっと息子がこれを着て、家を出て行く日が来るのかもしれない、そんなことを想像すると、寂寥が込み上げると同時に、少しだけ心が温まっていく気がするのだ。
それまでの間、大事に着続けていきたいと思う。
hair&make cover with earth
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