
スウェーデンの陶芸家、リサ・ラーソンの作品をはじめてみた時の感想はと言えば、「何これ?」の一言だった。
正直、当初は全く魅力を感じなかったのだ。
しかし、北欧にはまって行くと同時に、様々な場面でこのリサ・ラーソンの作品を目にしてしまう。
すると不思議な事に、感覚というか、目が慣れたというか、リサ・ラーソンの作品が無性に愛くるしく思えてきたのだ。

しかし、単に見慣れたからというだけではない魅力がリサ・ラーソンの作品にはあるような気がしてならない。
それはデフォルメしすぎず、かといってリアルすぎないフォルムと色づけ、そして顔の表情にあるのではないか、そんな風に思っている。
たぶん、そういった表情には、人間が癒される温かみのようなものが含まれているのだろう。

もちろん、このディエチキャットも例外ではない。
米俵のような胴体に、とぼけた顔。短足で太い足に、短くてぽっこりしたしっぽ。
まるで人間の不細工さを代弁しているかのようなフォルムと表情なのだ。
人は完璧を追い求めながらも、どこかで不完全で不細工なものを求めているということなのだろうか。
この矛盾した人間の感情を、見事にリサ・ラーソンの作品は表現しているのかもしれない。
それだけに、長い間、人々に愛されてきたのだろう。
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リサ・ラーソンの陶器もそうなんだけど、岡本太郎の作品のフィギュアも又、見慣れれば見慣れるほど、可愛く見えてしまう。
まあ、一言で言えば恋愛もインテリアも、「慣れは怖い?」という事なのかもしれないが。

この岡本太郎の「犬」も、一見、犬には見えない。得体の知れない動物のようで、それでいて愛着が沸く顔立ちだ。
何とも不思議な魅力を持っているこの犬だが、我が家では僕の書斎にあるアルヴァ・アアルトブックシェルフの上に鎮座させている。

北欧の巨匠と日本の異端児的芸術家の異色のコラボと言えば大げさかもしれないが、同じ時代に生きながらも、その接点をまるで持たなかった二人の天才が、このような形で一緒の空間に並ぶというのは、とても興味深く思えるのは僕だけだろうか。
よく、本物に時代も場所もジャンルも関係ないと僕は言ってきたけれど、さすがにこの組み合わせで違和感が無かったのは正直、意外だった。
最近は、ここにリサ・ラーソンの「ネコ」あたりを持ってきたらどうなるんだろうか?などと想像してみたりしている。
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僕は、かねてから、モビールという物に抵抗感を抱いていた。
まあ、ごちゃごちゃした感じになるのが嫌だったという単純な理由からだ。

しかし、たまたま北欧インテリア仲間の方から、この、フレンステッドモビールをお土産で頂き、子供部屋につり下げてみたら、まあ想像以上に可愛いこと。
もちろん、ややごちゃっとした感じになったのは否めないのだけど、そこは子供部屋。

そういう遊び心があってこそ、子どもっぽさであると思えば、別に拒否する理由もない。
また、ゆらゆらと空の海を漂うが如く、宙を魚達が揺れ動く姿は、何とも心が癒される。

同時に、僕が幼い頃に天井にぶら下がっていたオモチャのモビール(あれをモビールと呼んで良いのかはわかりませんが)を想起させ、懐かしさもこみ上げてくる。
きっと人間の根源には、そういった宙を揺れる物体に心惹かれる何かがあるのではないだろうか、そんなことを漠然と思いながら、また一つ、知らない世界を見れた気がして嬉しくなった。
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