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design papaカーツの暮らしのいろは |

デンマーク製のビューロー(117)




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先日、今年で3年生になる娘に、勉強机を用意しました。



約60年前のデンマーク製のビューロー(化粧台も兼ねている)タイプのデスクです。


KASAHDD のコピー




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本人は大喜びでしたが、そこで僕は娘に一言。



「これは当分の間、君が使うことになるけれど、実はこれ、君の物ではないんだよ」


娘「じゃあ、パパの物?」


「いや、パパの物でもない。これはね、地球の物なんだよ。この机は今、君が地球から借りているだけなんだ」



娘「そうなんだ。これは借りてるだけなんだ」



「そう、壊したりしたら、次の人に渡せないでしょ。だから大事に使うんだよ」


娘「うん、わかった」



そんなやり取りをしました。



かさああ のコピー




確かに、家具は購入するものです。しかし、本物の家具は、簡単には生産できません。ビンテージの家具に限っては、無くなる一方なのです。




そう考えた時、これらは個人の資産という狭い範囲だけではなく、地球全体の財産とも言えるのです。



さsっかっか のコピー





昨今、お金を払えばあとは自由にできる、自分の物を自分が勝手に使って何が悪いんだ?そんな個人思想が蔓延しているように思えます。




しかし、それは現代人の傲慢ではないでしょうか。




過去に遡ってそれらを作ることができないのであれば、それを現代人が自分の自由とばかりに粗末に扱ったりして、壊してしまうことは、それらを大事に受け継いできた先人たちの想いを踏みにじる行為になってしまうのです。





物を大事にするというのは、そういう意識が根底になければならないのではないでしょうか。




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コルビジェのLC2(115)




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久々に椅子の紹介。


今回は僕には珍しい?LC2グランコンフォートです。





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言わずと知れたカッシーナ社から今もなお、販売されているコルビジェの名作椅子です。



ちなみに僕の所有するLC2は1970年代のもの。(シリアルナンバーからわかるのです)



皮も良い感じで柔らかく馴染み、高級感を増しているように思えます。



ただ、実は僕、あまりコルビジェの椅子が好きではないのです。(以前にも書きましたが)



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なぜか?それは、あまりにも「非の打ち所がない」からです。



これはウェグナーの椅子なんかにも共通しているのですが、コルビジェの椅子(思想とも言えますが)は、100%を目指し、それが限りなく100%に近づいた完璧に近いデザインであるように思えるのです。




ただそれは、視点を使い手側に移せば、余白が無いデザインであるとも言えるのです。



例えば、僕の好きなアアルトは、80%しか目指さないことを美学としているように思えるのです。


アアルトの、「残りの20%は、それぞれ使い手で自由にどうぞ」そんな寛容さというべき余白が、モダンデザインの宿命でもある画一的な要素を排除し、多様性と可能性を生んでいるのです。


結果、アアルトの家具は古く、ぼろく、勝手に色を塗られたものでも価値は下がらず、(むしろスツール60などは価値が増す)それら手が加わっていない物の方が価値が低くなることもしばしばです。



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逆にコルビジェは、新品の状態が完璧ですので、使えば使うほど、価値は落ちて行きます。(皮が良い感じになることはありますが)



ただ、それでもなお、僕がコルビジェに魅了されるのは、きっと、自分(人間)の不完全さ故の、「無い物ねだり」的な心理から来ているのではないか、そう思うのです。



さらに、コルビジェのデザインは、余白がないと同時に、「ここにはこれしかない!」と思わせる、その空間への必然性という合致が、他の追随を許さないようにも感じます。




そういったデザインも含め、TPOで空間をコーディネートしていく、というのもまた、インテリアの深さでもあり、面白さでもあるのかな、僕は思っています。




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アルヴァ・アアルトのリノリウムデスク(113)


アルヴァ・アアルトのデザインはシンプルでありながら、バリエーションが豊富な事でも知られている。


チェアーにしてもNO69から派生したバージョンも数多く存在し、さらにデスクやテーブル、シェルフ、チェスト、照明と多岐に渡る。




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今回は、そんなバージョンの中でも、色に注目したいと思う。



アアルトの塗装系は、基本、リノリウムとラミネートに分類される。



リノリウムは、自然素材で造られた塗料で、アアルトの場合、ラス(網)を張った後、数回に分けて塗装に厚みを加えている。



自然素材の味わいが愉しめる一方で、汚れや水には弱く、輪染みも付きやすいので、コースターや、ランチョマットなどが必要となる。




また、ラミネートは石油系で、アアルトはそこに塗料を練り込んで造られている。そのため、コーティングのような役割もあり、汚れや水にも強い。




しかし、一方で味わいという点においては、残念ながらリノリウムよりは劣る。





さて、今回紹介するのは、そんなリノリウムのベージュのデスクだ。



あああ のコピー





まずはそのサイズが1000×500と珍しい。また、ベージュというのも、イエロー、グリーンと並び、非常に珍しい色だ。



どうやら、当時は自然塗料なだけに、それらの色の配合や発色が難しかったのが、生産数の少ない要因の一つのようだが、今となっては、それがコレクター心をくすぐっている。



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※写真ではホワイトにも見えるが・・・



もちろん、この三色はデスクに限って珍しいわけではなく、stool60など、リノリウム加工されたアアルトの家具、全般的にそのような傾向にある。




色、素材、年代や育ちなど、アアルトの魅力は、本当に尽きる事を知らない。




それ故に、一度、魅力に気づくと、すぐに虜になってしまう人が多いのだろう。




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柳宗理のバタフライスツール(108)


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日本人デザイナーで唯一、僕が所有しているのが、柳宗理のプロダクトだ。


柳宗理という巨匠について、僕が今更説明する必要はないだろう。



それほど、日本では柳宗理のプロダクトは生活に密着しているし、知らないものも少ないはずだ。



今回、紹介するのは、そんな柳宗理の代表作とも言える「バタフライスツール」だ。



名前の通り、そのフォルムが蝶の羽ようにシンメトリーに開かれている。



また神社の鳥居を想起するそのバランスは、日本独自の感性や精神とも言うべきものが内包されているようにも思える。



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ただこのバタフライスツール、実用的であるかと言えば、即座に頷くことはできない。



座面がフラットではなく、また人間工学に基づいていて設計されているわけではないからだ。



言い換えれば、その美しいフォルムと引き換えに、実用面を失ってしまったとも言えるのかもしれない。



しかし、そんな実用性の低いバタフライスツールが、なぜ、数十年もの歳月の中で傷つけられずに、今なお、人々から愛され続けているのだろうか。



それをひも解くのは少々難解かもしれないが、まず、僕が感じることは、オンリーワンであるということだ。



世界を見渡しても、日本的「美」というものを表現したデザイナーは数少ない。



そしてその日本的「美」と、世界が感じる「美」、この二つを同時に満たしているのが、このバタフライスツールなのではないだろうか。



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そしてもう一つ、日本人の慣習がフォルムに内包されている点も見逃せないだろう。



先に述べたように、このバタフライスツールは鳥居と同じようなフォルムを持っている。



鳥居というのは言うまでもなく、私たち日本人の慣習の一つである神観念の象徴だ。



多少、大げさかもしれないが、その鳥居とよく似たフォルムであるバタフライスツールにも、私たちは無意識の中で、畏怖や尊崇の念を抱いているのかもしれない。



だからこそ、それが実用的でなくとも、象徴的存在として、オブジェのような感覚でこのスツールを評価するのではないだろうか。



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実際、僕もこのスツールを所有してから10年以上経つが、未だに座る事を目的にしたことはないし、かといって明確な使い方も思いついてはいない。



ただ、どこかで神秘的なものを感じているのも事実だ。



合理の象徴であるモダンデザインというだけでは計り得ない、唯心論的要素が強いこのバタフライスツール。


柳宗理は、どんな思いでこれをデザインしたのだろうか。



そんなことを考えつつ、今日もまた、バタフライスツールが息子の生け花を引き立たせてくれている。



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イームズのアームシェルロッキング(107)



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イームズのシェルチェアには、とても強い思い入れがある。


何より、僕がインテリア好きになった、きっかけでもあるからだ。



以前にも話した事があるのだけど、初めてイームズの椅子を買った時は、その場で何時間も悩み続けた末に購入を決意したほど、当時は椅子一脚に2万円を払うだけの感覚が僕には無かった。



そして、そんな悩みの末に、初めて手にしたイームズのシェルチェアを前に、夜中までにんまりと顔を崩して眺めていたものだ。




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それから数脚のシェルチェアを購入し、保有していたのだけど、ここ数年で、その数は減り、今ではこのロッキングチェアただ一脚となってしまった。



では、なぜ僕がそんな思い入れがあるシェルチェアを手放したか、と言うと、一つに北欧デザインに好みが変わったからというのがある。




そして、もう一つに、強い思い入れがあるものをずっと手元に置いておくことが、望ましいとは思えなくなったからだ。



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ただ、このロッキングチェアだけは、どうも手放せない。



座り心地がとても良いというのもあるし、造形的にも文句無しに美しい。



また、たった一本だからこそ、その良さというものが、わかるとでも言えば良いのか、その存在感とイームズの偉大さを感じるのだ。

      
それは、あのときのイームズという選択が、間違えではなかったという証なのかもしれないし、良いものは良いという単純な話なのかもしれない。


まあ、どちらにせよ、このロッキングチェアは、当分僕の元から離れないということだけは確かのようだ。




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