Paimio 403HallwayChair(139)
Paimio 403HallwayChairは、1933年にパイミオサナトリウムのために設計されたArmChair51を一般販売用に脚貫の位置を上方部に変更した椅子で、座面が分離型と一体成形型の二種類存在します。
こちらの403は一体型で、初期の特徴でもある、ビスが見えないような意匠が施されているため、より一体性が生まれ、美しい曲線が際立っていると思います。
さらに、座面裏には、Paimioの病室で実際に使われていたことを証明する番号が二種類(アラビア数字で3、ローマ数字ではⅧ)が確認できます。
また剥げたPaimioカラーの塗装の下からはブラックの塗装が見られますが、これは長年の病院使用の中で、塗り替えられ、その際に再度番号が振られたものでは無いかと推測できます。※もしくは下地である可能性もあります
以前、一度だけArmChair51のローマ数字を見たことがありますが、それは手書きでしたが、こちらの403の刻印は打刻のようで、年代によって変遷したものと思われます。
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