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design papaカーツの暮らしのいろは |

情操教育としてのデザイン家具






家具を買うきっかけは、それぞれですが、主に出産や子育てを機に家を購入する際、ついでに家具も購入するという方が多いのではないでしょうか。



すなわち子育てと家作り、家具の買い替えはセットという考えをする方が多いと思うのです。



長期間子供が育ち、暮らす住まいであるのならば、情操教育という観点から家づくりをしたり、そこにデザイン家具を取り入れて見たらいかがでしょうか?
ということを10数年前に提唱したのですが、当時は、なかなか浸透せず、実用面とコストだけが優先されてきたように感じました。



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しかし近年、メディアなどで、ちらほらとセンスの重要性が叫ばれ始め、その一環としてデザイン住宅やデザイン家具を検討する方が増え始めているように思います。
とはいえ、なかなかデザイン家具から子育てへと繋げて考える方が少ないのも現状です。



ということでまずは子供が、「本物に触れる」ことの重要性を説くようにしています。


「本物に触れる」ことは、【審美眼】を養うためには必至です。
著名なアーティスト、クリエイター、棋士、スポーツ選手などは、幼い時から本物や一流に触れ、それが彼らのクライテリオン【基準】になったことで、自然と彼らは良い選択をし、一流になって行くものだからです。



特にこれからの時代、超高齢化社会下での重税、社会保障費の増加、不安定な世界情勢、AIの台頭など、さまざまな負の要素がある中で、生き抜かなければなりません。



当然、「人間にしかできないこと」や「自分にしかできないこと」そういった個性的な感覚を幼い頃から養っておくことは極めて重要になる時代であるということです。



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もちろん、今すぐ全部をデザイン家具、名作家具、アート溢れる部屋に作り替える必要はありません。
一畳のスペースからでも、一脚の椅子からでも、一枚の絵画からでも、なんでも良いので始めませんか?という提案です。

それだけでも、感受性の高い子供はきっと何かを感じ取ってくれるはずです。





また、それをきっかけに、子供の感性を波及させていくことを親としてサポートしていくことも大事になってくると思うのです。




最後に、今だけを見るのではなく、未来の子供の姿を想像しながら家具を選ぶなんて、とても素敵なことではないですか?


ぜひ、そんな観点を、子育てに取り入れてみてはいかがでしょうか。




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家具選びの価値判断




私たちが家具を選ぶ場合、どういった価値判断を行っているのでしょうか?
「欲しい」「お金」「場所」「必要」
大きく分けてこの四つを組み合わせて判断している方が多数であると思います。


ただ僕個人は、この上記にはない「時間軸」と「価値」に重きをおいて判断しています。


特に「お金」に関しては、この時間軸と価値を無視すると、結果、損をしてしまうことも多々あるからです。


例えばこんな場合はどうでしょうか?

100万円のソファーを高い!と思い避け、
1万円の格安ソファーに飛びつきましたが、
1年後には、ボロボロになってしまい、その後、捨てようと思ったら、廃日回収代3千円を請求されました。
一方で、その100万円のソファーは1年後に200万円になっていたとします。

この場合、1万円という名目の値段に惑わされ、1年後にボロボロになり、捨てるのにもお金が生じるという結果を予測できなかったという点と、100万円のソファーが実は200万円の価値になるということを予測できなかった、という点が問題だと思います。


要するに、時間軸を踏まえた結果の予測から、買う判断の前提条件をどう決めるか、という話であって、その前提(この場合、名目の値段の安さ)を間違えたまま、モノ選び、家具選びをしてしまうと、思った結果が得られないというパラドックスに陥ってしまうわけです。



もちろん私たちは家具のプロじゃないんだから、1年後、ましてや10年後にどうなるかなんて予測できない!と言われてしまうかもしれません。



それは確かにその通りです。しかしながら、人には過去の経験というものがあります。古の言葉にも、「安物買いの銭失い」などということわざもあります。



そういった過去の経験則からの予測はある程度立つと思うのです。さらに、「前提を疑う」ということも大切になります。家具に限らず、何事も前提が変わらない限り、結果が変わることはないからです。



今までは名目(値札)だけで決めてきたけど、今後は価値をちゃんと見よう!そう思うことで初めて結果が過去とは異なるのです。




当然、目利きも基本的には時間がかかります。
とはいえ人は、パラドックスを繰り返しながらも、その経験を生かし、意識し続けることができれば、プロじゃなくとも前提と結果を一致させることができると僕は思っています。







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インテリア専用の、セカンドハウスを持とう!?





インテリア好きにとって大きな悩みの種は、生活空間の中での展示の限界とインテリアのテイストがミックスになってしまうという点ではないでしょうか?



それは長年買い集めていればいるほど、陥りやすいように思えます。





その理由は極めて単純。
その時々、年齢で好きなテイストが変わる、もしくは他に目移りしたり飽きたりすることで、様々なテイストの家具や生活用品が積み上がることにあります。
(かく言う私も、このパターン。なので家と店でコンセプトを変えています)




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もちろん、その都度過去のものを売りに出し、完全に新たなテイストに変えてしまえば、そのようなことは起きないでしょうが、生活空間となれば、店舗やギャラリーのように、簡単に入れ替えることなどできません。






しかしその結果、インテリアのテイストがミックスになってしまい、そこに生活臭や家電なども加わり、統一感が損なわれてしまうというジレンマを抱えることになるのです。




もちろん、完全ではありませんが、それを解決する手段がないわけではありません。



貸しコンテナなどを利用し、保管用と展示用を入れ替えるなど、工夫を凝らせば不可能ではありませんが、都市部でそれをやろうとすると、かなりハードルが高いように感じますし、実際に生活をしていれば生活必需品を排除することは不可能に近いでしょう。




また、オークションサイトなどを利用し、少しづつ売り捌きつつ、漸次的に変えていくと言う手段もありますが、長年の愛着、思い入れのある家具などもありますので、そう簡単に全てを手放すことは容易ではありません。






そこで一つ提案。




みなさん、田舎にインテリア専用のセカンドハウスを持ちませんか?と言う話。
首都圏から車で小一時間も走れば、格安物件などゴロゴロあります。もちろん賃貸でもOK! 




田舎であれば、普段の暮らしとは完全に分離できるので、生活感を排除し、広い空間で純粋にインテリアを楽しむことができます。






さらに一階二階で展示空間、保管空間、宿泊空間と分離させ、老後はそこで優雅に暮らす!なんてことも可能に。
なんと夢が広がる話ではないですか!?




とはいえ、やはり先立つものがなければ難しい。田舎の中古物件もある程度手を入れないと使えないでしょう?という声も聞こえてきそうです。





しかし、そもそも趣味とは「時間」と「お金」と「情熱」を惜しげもなく費やしてこそではないでしょうか?






どうしてもお金がなければ、時間をかけ、セルフでリノベーションする手もありますし、いますぐじゃなく、将来の目標(夢)にしても良いのです。






正直、今は、様々な「出来ない」理由をつけてやらない方が多い時代です。




それは長年の経済の低迷からくる悲観でしょうか?
それとも戦後の過度なヒューマニズム(生きる事が目的化)から来る虚無と老後不安からでしょうか?






本来人は、「何がしたいか?」「良い人生を歩むために何が必要か?」というのが重要であって、命もお金もそれを達成させるための手段でしかないと思うのです。




僕の目標は古民家をリノベーションしてギャラリーを作ることです。できれば気の合う仲間たちも巻き込んで、おしゃれな村を作りたいです。
僕にとってお金と時間と命(健康)はそのために必要なのです。





そして、その目標に向かって生きていくことこそ「本質的な人間の生の形」ではないかと考えています。





もちろん、何があるかわからないのが人生。夢半ばで天国に旅立つかもしれませんがネ、、、あ、地獄かな?ww







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広い空間が欲しい!



最近、一番の悩みは、物量に対して空間が狭すぎること。




まあ、逆に言えば、物が多すぎるとも言えるんですが、まだまだ物欲に衰えがない現状、いかに空間を広げるか、ということしか考えられないんですよね。




もちろん、いずれは断捨離して、少数精鋭で行きたいとは思っているんですが、今のところその予定はない。




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かといって、空間をそんなに簡単には広げられないのも事実で、友達の家やら何やら、使える物は全部使ってもまだ足りない。








最近ではレンタルボックスもあるんで、それを活用しようかな、とかいろいろ考えてはいるものの、そんな場所に物を閉じ込めていたら、一生、そのままってケースもありそうだしなぁ、、、などなど悩みが絶えず。








結局、そのまま物を放置して、空間としての余白のない状態に。これじゃ、おしゃれにはならんわなぁと自責の念に駈られつつ。。。









はい、お分かりかと思うんですが、今回は、ネタがなく。でも更新もしなくちゃなぁという狭間の中で突貫で書いた文章。




どうぞお許しを。










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家具に普遍的価値はない?



良い物は、普遍的であるがゆえに、勝手にいつまでも残っていくものだ、昔、僕はそんな風に考えていました。



しかし、そもそも普遍的価値など、存在するのでしょうか?という素朴な疑問に答えられず、結局は、その価値を人間が生み出すと同時に、意識的に継承しなければ、消えて無くなるのではないか、そんな風に考えを改めました。



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例えば、うちで扱うAlvar AaltoのArmchairは、貼り替えの際に、1930〜40年代に製造された技術、素材をそのまま現代で再現していますが、これが現代の技術や素材で直してしまえば、次に張り替えたり直したりする際に、デザイン当時のことが再現できなくなります。



すなわち、その価値がそれによって毀損してしまうわけです。




当然、修理をするにも、今の技術や素材で直した方が、格段にコストは安くすみます。それでもわざわざ、コストをかけて直すのは、やはりその価値を将来にきちんと残していきたい、という僕の意識や、価値判断によるものなわけです。




言いかえれば、価値はその個人の問題であって、普遍的なものではない、ということではないかと思うわけです。



むしろ、多くのものが、コストという名の元に、価値を毀損され続け、消えていく運命を辿るのではないでしょうか。




それは一方で、金銭的コストという個人の価値判断によって決められているとも言えますが、結果的にはどちらに転がっても、個々から価値感は抜け出せないのです。



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そう考えると少し虚しさもありますが、それはそれで個人的には、やり甲斐や、責任感を感じたりもします。


そして、妥協しないで未来にその価値を繋げていく、そんな意思的な価値の継承が、結果的に普遍的価値に繋がればいいな、と思っています。







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