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design papaカーツの暮らしのいろは |

永瀬二郎のブックエンド(132)




永瀬二郎の作品を一言で現すならば、「境界線が曖昧」



アルミニウムという素材と、高度な工芸技術に裏打ちされた完成度によって、どの作品にも彼らしい個性と一貫性があるものの、それがアートなのか、工芸(クラフト)なのか、プロダクトデザインなのか、その判別を使い手に委ねているように感じることでしょうか。





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今回紹介したブックエンドもまさに、その境界線が曖昧な作品で、時にオブジェに、時にブックエンドとして、まさにTPOで使い分けることが可能なのです。





しかしそれは、選択の幅が広がる分、間口が広がったり、面白みもあるのですが、逆に作品を「曖昧」に、ぼやかすこともあると思うのです。





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この辺りは価値観と言ってしまえばそれまでですが、実際は、アートとクラフトでは全く世界が違いますし、それこそ価格レンジは雲泥の差があります。







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そういった価値も含め、それを判断するのは、もちろん作家であり、また使い手(買い手)であるのですが、その判断は極めて難しく、、



ただ、そもそもこういった世界は曖昧であると僕は感じてもいるので、境界線が明確であることが正解とも思いませんが、一方で、お金という価値判断の中では明確化されてしまう世界であるのも事実。




とはいえ、「自分が美しいと感じたものを選ぶ」という姿勢は変えず、今後も物を選んで行こう思います。




そして、永瀬二郎という作家が、今後もクラフト界で作品を作り続けるのか、それともアート界へ進出するのか、注目して行きたいとも思います。




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桑田卓郎の茶碗(131)




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日本では、アートと伝統工芸は別世界のように思っている方も多いと思いますが、その二つを見事に融合させたのが、陶芸家(現代アーティスト)の桑田卓郎氏。



石爆(いしはぜ)や、梅花皮(かいらぎ)といった日本の伝統工芸の手法をベースにしながらも、それらを超越し、独創的な世界観を造り上げています。




また陶芸という枠を超え、海外ファッションブランドとのコラボレーションなど表現者としても確立した桑田卓郎は、今後、世界が注目するアーティストの一人。




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model  南ユリカ instagram


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今回の作品は、そんな桑田氏をプロデュースする天王洲のギャラリー【Kosaku Kanechika】を、友人でもあるSNORKの小山氏に紹介していただき、運良く購入することができました。




ギャラリーのオーナーでもある金近幸作氏もまた、新時代ギャラリストとして今、注目を浴びている一人。世界で日本人アーティストを評価させるその手腕は、今後も、桑田卓郎同様に、注目して行きたいですね。




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同時に、いつもの如く? 日本のメディアや大衆は海外で評価されないと、自分たちだけでは「評価」や「価値付け」ができない?、というのは少し残念な気がします。




根本的な価値観が、【物<お金】になってしまっているのではないででしょうか?



本来は、いかにしてお金よりも大事なもの、お金よりも価値のあるものを、人生の中で探せるかが大事だと僕は思うのですがネ。。。



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スイス軍のトランク(103)


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僕は、どちらかと言えばアアルトのように、有機的で可愛らしいデサインが好みなのだけど、一方で、どこかで男らしい無骨なデザインに惹かれている自分もいたりする。



その表れがこの戦時中にスイス軍が使っていたトランクだろう。



そもそもミリタリーというだけで、「男の世界」そのものだし、一切の飾り気もないというのもミリタリーならではだろう。



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たぶん、こういうデザインは、走り屋の車や、長渕剛のように(笑)、なかなか女性には受け入れてもらえないかもしれないけれど、男の血と言えば良いのか、性と言えば良いのか、理屈抜きにカッコいい!と思ってしまうのだ。



とはいえ、このトランク、ほぼ使い道がない。




旅行に持って行くには大き過ぎるし、収納に使うにしても入れる物がない。



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嫁にも、「何のためなの?」と聞かれたが、正直返答に困り、「カッコいいじゃん」と、とぼけてみせたほどだ。




まあ、日頃から常に物は厳選しているつもりだけど、このトランクに関しては、ぶっちゃけ直観あるのみ!なのだ。笑



ただ、そんな無駄とも言えるようなものが、空間の一部を作っていくというのは確かで、これを置いた事で、部屋全体としての雰囲気は増した気がする。




まあ、何事も無駄を排除しすぎるのは良くないということで。




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写真家 佐藤洋子さんの17枚の写真(22)

少女のように屈託なく笑い、子供のように好奇心旺盛で、独特な感性を持ち、


それでいて知性が光っている。


それは、僕が初めて写真家の佐藤洋子さんに会ったときの印象だ。


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それから何年もお付き合いさせてもらったが、その第一印象が変わることは一度も無かった。



むしろ、より一層、そういった面を深く、強く感じるようになった。




それだけに、僕の自邸が竣工する際も、「竣工写真を撮ってもらうなら、洋子さんしかいない!」そう心に決めていた。


そして僕は迷う事なく佐藤洋子氏に撮影を依頼したのだ。



そんな洋子さんは、本来、住宅の写真を専門で撮る写真家ではないのだけど、僕のためならと、無償で買って出てくれたのだ。




そして出来た写真がこの17枚だ。



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僕はこの写真を観て、「やはり洋子さんは天才だ!」と思わず唸ってしまった。



実はこれ、17枚の写真でストーリーが出来ている。




この家に招かれ、帰っていくまでの感情や心境の変化を、空間写真で物の見事に表現しているのだ。




その複雑な心の移りゆく様は、もう、さすがとしか言いようがなかった。






しかし、この数ヶ月後、悲劇は起きてしまった。




佐藤洋子さんが難病に犯され、カメラを持てなくなってしまったのだ。




僕は正直、励ます言葉が思い浮かばなかった。写真に人生を捧げてきた洋子さんにとって、その苦しみは計り知れないはずだったからだ。



それに洋子さんは、僕の安っぽい励ましなど、無用とばかりに気丈だった。



もしかすると、僕を気遣ってくれたのかもしれないし、彼女なりに吹っ切れていたのかもしれない。



ただ、もう二度と洋子さんの写真を観れないと思うと、切なさがこみ上げてくる。




願わくばいつか、もう一度、僕が彼女の個展に足を運ぶ日が訪れてほしいと思う。











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