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青木豊『歩く花嫁』


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毎回、青木豊の作品鑑賞は、私にとって「観る」というよりも「浴びる」の方がしっくりくる。




とはいえ、抽象表現主義の巨匠、マーク・ロスコの奥行きあるレイヤーに溶け込んだ哲学や感情の放出とは真逆に、不思議と青木本人の感情をキャンバス表皮から感じ取ることができない。







むしろ、青木自身が主体的に描いているというよりも、何か漠然とした絵画の神のような、はたまた歴史の連続性から得られた伝統的な感覚に衝き動かされて創作しているのではないか、といった印象を受ける。




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青木本人の「頭の中で音が鳴ったときに完成したことを知る」という言葉にも、その客観性が垣間見られるし、マルセル・デュシャンの「階段を降りる裸体no2」を想起した感覚からや、美術史の文脈に対しての向き合い方とその姿勢からも客観性が伺える。





ゆえに、青木は闇雲に感情をキャンバスにぶつけるなどという乱暴なことはせず、
謙虚に、誠実に絵画と向き合い、過去から現代、そして未来に向かって、与えられた使命を果たそうと筆を取っているように見えるのだ。



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今回の個展『歩く花嫁』でも、そのスタンスは変わらず、更に昨年発表された個展『窓と行進』から得られた感覚を深化させ、今までの「光」と「動」に、迫り上がっていく上部への「力」と、新たに横軸への「動的変化」が加わった。






また新たに、下部が潔く切り取られ、観るものに無限的な想像を膨らまさせてくれる作品も発表した。
これまでキャンバス内に納められていた青木の表現が、新たなフェーズに移行していると感じさせる作品だ。



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青木の中で積み上がっていく経験と知識や、研ぎ澄まされていく感覚、そしてその連続的な「時間」と「動き」と「光」をキャンバスに落とし込み、二次元と三次元を行き来させる試みは、彼独自の世界観であり、今回の個展を経て、今後、更に洗練されていくのではないだろうか。




青木豊の個展は今後も注目?!と思った方は、
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桑田卓郎CUP(138)





最近の桑田卓郎のアート作品は、大型のものが主体となり、価格帯も高級車並み。




しかし、まだリーズナブルな価格帯で手に入れることのできるプロダクトでは 、
新たに“USE”シリーズを発表したり、また定番のCUPシリーズも随時販売され、手に入れることが可能です。




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僕は、そんなCUPシリーズの中でも、【タレ】と呼ばれる物が好きで、少しづつ集めているのですが、これが一つ一つ個性が異なりつつも不思議な統一感があり、コレクション心をそそるのです。



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アートとも言い切れない、プロダクトとも言えない、その中間を浮遊するような、それでいて軸がある、そんなプロダクトを生み出した桑田卓郎という才能を、身近に感じることのできる作品ではないでしょうか。
















桑田卓郎のCUPかわいい?!と思った方は、
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桑田卓郎展「TEE BOWL」


桑田卓郎展「TEE BOWL」




都内では久々の個展となる桑田卓郎の「TEE BOWL」へお邪魔してきました。



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まず今までと大きく違う点が、スケール感。


大きい、、、とにかく大きいです。「TEE BOWL」と言うより「KAME」といった感じのサイズですね。



DSC07132のコピーこちらは梅花皮などのオブジェたち


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ただ、コンセプトはあくまで茶碗なのでしょう。梅花皮、石爆ぜを中心とした今までのテイストをそのまま大きくした感じです。


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個人的にはこの白の茶碗。大中小の様々なプラチナとゴールドの雫の表情に加えた石爆ぜが、とても気に入りましたが、残念ながら売約済み。




さらに茶碗を逆さまにひっくり返し、ふたつを合わせてオブジェにした新作。表面は数カ所から石が飛び出し、中からは得体の知れないもの飛び出してきそうなミステリアスと躍動を感じます。


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将来的にはこのスケール感の作品、一つくらいは欲しいですね。 頑張ってハタらこww





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青木豊 個展「窓と行進」




先日、ギャラリー「Kosaku Kanechika」にて開催されている青木豊の個展「窓と行進」にお邪魔しました。




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青木の作品は、それ単体では成り立ち難い相対的な比較関係において、
例えば、立体と平面や生と死、男と女、神と人(民)、アナログとデジタルなど、双方を取り持つ際どい境界線を、青木自身の精神を介して表現している気がします。




今回の個展、「窓と行進」でも、【内と外を取り持つ】窓をモチーフに、その光と影、温度や湿度、匂いなどのエッセンスも加え、それぞれの側から覗いた境界線が複雑に表現されてます。





さらに、観る者の視点、視覚や、場所、時間帯、季節、様々な光の移ろいといった外的要因によっても表情が変化するように意図された作品の印象は、あえて全ての作品名を「Untitled」にしたことからも伺えるように、鑑賞者に委ねられています。





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また、青木自身が今回の個展で、新たに取り入れた斜めの軸は、従来までの作品にある螺旋、縦横の軸に、さらに動きと表現の幅を与え、今までにない世界観を創り上げています。





そして、決して直接的な表現ではないものの、薄っすらと薫る【日本人らしさ】と言うべき伝統精神やその感覚が内包されている点も、作品に深みと魅力を与えている気がします。


青木豊個展「窓と行進」







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モダニズム×現代アート



モダニズム家具と現代アートという組み合わせは、海外ではよく目にするものの、日本ではまだまだ一般的ではないようで、それらを上手く融合させた空間を目にする機会はほとんどありません。



日本の戦後教育云々の話をするつもりはありませんが、やはり戦後日本人は【必要性】や【合理性】を優先させるような教育が行われ、それが固定観念になってしまったのではないか、とさえ思います。
ゆえに、アートのような【精神性】がおざなりになってしまったのでしょう。




しかし、その現代アートとモダニズム家具を組み合わせることで、より良い空間が生まれるというのも事実です。




DSC06630 のコピー






今回は、青木豊の現代アート(精神性)と、アアルトstool60、armchair402のヴィンテージ(歴史)を組み合わせて空間コーディネートしてみましたが、より複雑で、深みのある空間になったのではないかと思います。




もちろん、僕自身が現代アートを選ぶ基準として、「インテリアになりうるもの」を前提としているというのもあるでしょうが、現代アートがプラスされることの相乗効果というものは、モダニズム家具だけではやはり到達できない気がしています。





また、単なる必要性だけの空間を超え、精神性を纏ったものの美しさというのは、超動物的である人間だけにしか解釈不能なものですし、それを希求することもまた人間としての必然ではないか、と僕は考えている訳です。




おそらく人間の暮らしはそういった精神性や歴史といったものを内包するからこそ、豊かになるのではないでしょうか。




アート(精神性)とモダニズム(歴史)の組み合わせは最強?!と思った方は、
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