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design papaカーツの暮らしのいろは |

なぜ今に?





昨日、お店が竣工して約8ヶ月後に、竣工写真を撮りました。




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というか、なぜすぐに撮れなかったと言うと、まあ、天気やら予定やらが、合わず、何度も延期を余儀なくされ、気がついたらもう、こんなに経っていた、、、というわけで。




しかしながら、昨日も天気は下り坂。




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結局、全部は撮れず、また延期・・・



なんなんでしょうね、、、笑





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お金>物?



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ビンテージ家具を売っていていつも思うことがあります。



それは、世の中一般的に、やけに物よりも、お金の比重が重いな、ということです。



そこでなぜそうなったのか、昔はどうだったのか、というのを考えてみました。




まず、現代社会と過去(昔)とを比較したとき、やはり、過去の方が明らかにお金よりも物の価値が高く、それは歴史をさかのぼるほど顕著になっているように思います。



では、なぜ昔はお金よりも物の比重が重かったのでしょうか。




一つに、昔は、農家など、物を直接的に生産する人が多く、お金よりも、むしろ何を生産しているか、に価値基準が置かれていたからではないでしょうか。




例えば、お金がなくとも、交換財として、お米や野菜や魚などを生産していれば、それらと物物交換が可能なわけです。



また、それは物資が不足した状態であればあるほど、お金より、物の方が価値が高まる傾向にあったと思われます。



しかし現代社会において、物は合理的、技術的に大量生産が可能となり、物が溢れかえった結果(供給過多)、相対的にお金の価値が上がったとのではないかと推測できます。



また、その結果、直接生産(一次産業的な)に関わる人が激減し、その代わり、金融、サービスなど、直接生産ではない産業(仕事)が増え、いわゆるサラリーマンが社会の大多数を占めるようになりました。



そうなると、直接的な交換財を持たない彼らは、その代替として、お金を【交換財】として使うようになります。



本来、お金とは借用書(負債)です。



例えば、農家さんが、魚を欲しいと思った時、お米がまだ出来ていない場合もあるでしょう。



そうした場合、来月にはお米が収穫できるので、それまでこの借用書を渡すので、代わりにお魚を譲ってもらえませんか?と将来渡す予定の交換財の代替として、負債を発行するというのがお金の原理です。



しかしサラリーマンはどうでしょう?その将来渡す直接的な交換財を持ち合わせていないことが多いでしょう。




そうなると、その負債(お金)自体を得ることに比重を置かざるを得なくなるというわけです。




またサラリーマンは農家と違い、定年があります。老後はその負債(お金)自体も得る機会が激減するのです。



なので将来交換したい物を手に入れるためには、その時に必要な分の負債(お金)を取っておく必要に迫られます。


ということで、余計にお金に比重を置かざるを得ない状況に陥ります。


逆に、直接的な交換財を持ち合わせていれば、今、お金が無くとも、その交換財によって、負債(お金)を得たり物を得たりすることが可能なので、生きていくことには困らないでしょう。


なので、過度に負債(お金)に比重を置く必要に迫られない状況となります。



昔は、こういった状況の人々が多かったからこそ、今よりも、お金の比重が重くなかったのかもしれませんね。



それに現代においても、お金持ちかどうかより、直接交換財を持っているかどうかで、お金に執着するかしないかが変わってきているように感じます。



これらの話は、現代における、大都市化や合理化、金融の発達の弊害とも言えるような気がしますが、やはり【本物】は人を成長させ、その人自体を【交換財】にさせ、生活(お金)の不安を和らげてくれるものだと僕は確信しています。



逆に、過度にお金に比重が置かれることは、むしろ際限のない欲望と、不安に苛まれるだけなのではないか、とも思っています。




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価値の創出




世の中を見渡せば、ほぼすべての物は、価格(金銭)という価値によって、評価されていることがわかります。



その価値に見合っている価格であれば売れるし、そうでなければ売れない、というのが基本的な市場の原理でしょう。



故に、人はまず、物を選ぶときに価格というものを見ます。それが自分の中で妥当かどうか?そしてそれが売れているという実績(過去の人の評価)を気にします。



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※写真はSNORK




例えば、10万円のリトグラフがあったとしましょう。しかしそれが過去、誰も10万円で買っていない、むしろ一般的に1000円の価値もないと判断されれば、通常は、市場価格が暴落します。


しかし、有名な誰かが、そのリトグラフを10万円で買って、インスタに載せたとしましょう。



そうすると、そこに10万円で売れた(有名人が買った)という実績が加わります。



なので、それを10万円で買うことは価値があることだ、と判断する人々が増えます。



結果、当初は1000円の価値もない、と判断(知られてもいない)されていたものが、10万円の価値として市場に認められることになります。



これがまさに、「価値の創出」であり、一般的にはこの価値の創出後に、人々がお金を払っている、ということになるのです。




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すなわち、価格というものは、誰かしらに価値を創出されたことによって成りうるものである、という理屈になります。



だとすれば、価格が価値を先行するというのは、本来の形ではない、ということにもなります。



これが意味する物は、価格ありきで価値が決まるのではなく、価値がありきで価格が決まるということであり、その過程においては、誰かしらの「価値付け」があったということになります。



これは物だけに限らず、「人」でも言えているのではないでしょうか。



例えば、ピコ太郎氏は、ジャスティン・ビーバーが絶賛(価値付け)したことにより、評価(価格)が上がった、と考えれば、それもまた価値の創出なのでしょう。




このように、価値や価格には、案外【人々の安直な部分】が介在している、ということでもあり、また、それ故に知られざる価値もたくさん埋もれていることにもなります。




【「本物とは何か?」それは歴史を背負っているものである】、と僕なりに「本物の価値」を定義付けしていますが、同時にそれは、誰かが(複数かもしれませんが)価値付けしたものが、時代を超え、継承されていったことによって「本物」とされるわけです。




しかしながら過去に誰も認めなければ、それが本物ではない(価値が無い)、とも言い切れません。



もしかすると、まだ誰にも気づかれていないだけかもしれないのです。




いやむしろ、世の中には、そんな埋もれた価値(価値付けされていないもの)がたくさんあるのかもしれません。



なんだかそれらを見出すチャンスが自分にもあるのかもしれないと思うと、愉しみでもありますね。



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蒐集衆商inスパイラル




昨晩、青山のスパイラルさんで今日から開催されるアートフェア【蒐集衆商】のレセプションパーティーに出席してきました。





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コンセプトは、日常の中にこそ、アートやデザインが必要ではないか、という僕の今までの主張とリンクするもので、業界屈指の目利きやギャラリーが出店していて、とても魅力的なフェアではないか、と感じました。




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そもそも一般的に、芸術、美術、デザインが生活と切り離され、美術館や高級ギャラリー、高級ショップといったように、一部の人だけのものに、なってしまっているように感じます。




しかし、そもそも芸術や美術、デザインは、人々の暮らしを豊かにするものである、というのが本質であって、決して美術館に眺めにいくだけのものではないのです。※そういうものも多々ありますが、、、





むしろ、日々の暮らしの中にこそ、そういったものがあるべきであって、それが人々の、思考、思想、暮らしに反映されることこそ、重要ではないか、と思うのです。




また、今回は北欧ビンテージ家具を牽引する【北欧家具talo】と、モダンデザインを牽引する【SNORK】も招待出店していますので、インテリア好きの方は必見です。



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ぜひ、時間がある方は訪れてみてはいかがでしょうか。





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Karhula/iitalaのピッチャー(128)



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1935〜1938年まで製造されていたkarhula/iitala。


Alvar Aaltoの妻である、Aino Aaltoによるデザインで、こちらは、Bolgeblick(ボルゲブリック)と呼ばれています。
※ボルゲブリックとは湖に石を落とした時に出る波紋を意味したものです。



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このボルゲブリックは、現在でも製造されてはいますが、初期の物は、現在よりエッジが効いており、また製造過程においても、木枠による吹きガラスを採用しており、混ざり込んだ気泡や、微妙に個体差が生まれているのもまた魅力です。
※最初期のものは、3分割され、それを繋いでいるので縦に線が入っています。



80年以上も時代を経たそのデザインは、まさに【時代に傷つけられぬ強靱性】を持っていると言えるのではないでしょうか。



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個人的に、「家具や食器は使ってなんぼ」とは思うのですが、このボルゲブリックに関しては、正直怖くて使えない、、、





しかし、それでもインテリアとしてのクオリティーも非常に高く、飾っているだけで絵になるので、美術品として、コレクションしたくなる逸品だと思います。









ボルゲブリックは美しい?!と思った方は、
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